2008年12月20日土曜日

Puppy LinuxでWine

PuppyLinuxでWine1.1.10をPETパッケージにする。Wineは昔に比べ、すこし良くなったみたいなので、ちょっとやってみました。

まずwineのバイナリをダウンロードして来ます。wineのサイトからダウンロードしたのはdebianの物です。各ディストリのメンテナーにより出来、不出来が多少有ります。ダウンロードして中身を確認すると少しづつ違います。wine_1.1.10_i386.deb

1.ダウンロードしたファイルを解凍する。XArchiveで出来ます。

2.解凍すると/usrと/installディレクトリが出来ます。作業フォルダを作成し名称をwine_1.1.10とし,その中に/usrを移動させる。/installは不要です。

3.作業フォルダ内の/usr/share/applicationsに新しくwine-config.desktopを作成します。wine.desktopがすでに有りますが、そのままにして置きます。JWMのメニューからwinecfgを起動させないならこの作業を行う必要は有りません。中身は以下のとおりです。

[Desktop Entry]
Encoding=UTF-8
Terminal=false
Name=Wine Config
Comment=Settings Tool for WINE
Exec=winecfg
Icon=winecfg.png
Type=Application
Categories=Utility

4.作業ディレクトリに/usr/share/pixmapsを作成しメニューで表示させるアイコン画像を探してきてコピーします。ファイル名はwinecfg.pngにします。アイコンはすでにあるPETパッケージをpet2tgzなどで分解するなどして入手します。Slackwareのバイナリからも入手可。

5.dir2petでPETパッケージにします。作業ディレクトリが/tmpに有るとすれば。

#cd /tmp
#dir2pet wine_1.1.10
step1 wine-config.dsktopを自作したので「no」
step2「utility」
後はすべて「enter」

6.PETパッケージ完成