2009年7月9日木曜日

PET-Be-Gone

本家英文フォーラムでおなじみのPizzasgood氏が公開しているPET-Be-Goneと言うのが目に止まったので使ってみた。これは最初からPuppyに入っているアプリを取り除く事が出来るというものらしい。

PET-Be-Gone v0.4
http://www.murga-linux.com/puppy/viewtopic.php?t=17035

使いかたはフォーラムに書いてあるがざっとこんなもんでしょう。最初のバージョンが2007年に作られ、最終修正が2008年10月に加えられているので恐らく動くと思う。

1.まずダウンロードサイトから0pkgs_db-x.x.x.petを持って来てインストールする。(自分のPuppyバージョンに合わせる。)

2.Pizzasgood氏のフォーラム投稿からpetbegone-0.4.petを取って来てインストールする。

3.Xを再起動してJWMのメニュー>セットアップからPET-Be-Goneを起動し、アンインストールする物を指定しOKAYボタンで実行する。


4.オレンジバックで状況が表示され"Finished"が出るまで待つ。("Finished"は勝手に消えるので目を離すと分からなくなるので困る)


たったこれだけでアンインストール出来る。問題はFullインストールでないと、きれいにアンインストール出来ないらしい。これは読み込み専用の圧縮ファイルSquashFSによる物なのでしかたないと書いてある。きれいに消すにはPuppyをリマスターすると良いらしい。この辺りは実際やってないので解からない。

今回実際にやったのはPuppy4.1.2.1JPのLive-CDから4.1.2用の0pkgs....が無いので0pkgs_db-4.1.1.petを使ったので少し結果が違うかも知れない。Abiword関連をアンインストールさせた所、/usr/share/abiword-2.6のフォルダが残っているが中身はいずれも消えていた。日本語化の時に加えられたと思われる/usr/share/abiword-2.6/strings/ja-JP.stringsが残っていた。/usr/share/AbiSuite-2.6も同様、/root/.AbiSuiteもフォルダは残るが中身は何も無い状況だった。

再インストールはPETgetパッケージマネージャーから出来るらしく、アンインストールした物がパッケージマネージャに表示される様になる。


アンインストールを行うと/rootにDEADLIST_BAKというファイルが作成される。中身はファイルリストになっており"on"、"off"でインストール状態が判る様になっているが、何かおかしい表記の物もある。(バージョン違いの0pkgs...の影響?)


もう一つと思いGnumericもやってみたが、/usr/share/gnumericのフォルダが残っているが中身が無いと言う状況だった。Live-CDからの使用ではこんな所でした。これじゃ困るんだが。Live-CDに書き込みはしていないので、これ以降は不明です。

このソフトは結構便利そうなので時間が取れたらFullインストールで試してみたいと思います。目的さえはっきりしていればunleashedから新しくpupletを作るより簡単かもしれません。但し、リスト表示されるソフトはかなりの数があるので、何を消したら良いのかが解からないとあまり意味ない。