2011年2月22日火曜日

Wary5.1 リリース

Wary5.1がリリースされました。Waryシリーズは5.0も含めてまだ全然使っていません。興味本位で使ってみました。ISOのダウンロードにずいぶん時間がかかるので結構つらいです。

Puppy4.3.1と大差は無いと思うのですがチョコチョコ変更されています。イヤだなと思ったのが、個人保存ファイルの容量が数値表示じゃなくなった事。いつもWarningが出る状況なので数値を一々表示させるのが面倒くさい。あとは概ね良い出来でしょうか。



Hash値を求めるソフトが変更になってます。ALSAミキサとZmixerがメニューから消去され、Quirkyに入っているRetrovolに統一されました。この変更は大した事じゃないみたいだが、これで簡単に音声をキャプチャー出来るようになった。PrecordもWaryに入っている。試しにBBC Radio2を録音してみたところうまく行きました。Puppy4.3.1の時は色々悩んだあげく結局出来なくて諦めてました。けっこう楽しめます。Windowsなんかだと簡単に出来るので、別にすごい事でもないので遊びです。



手順
1.ブラウザでBBCのサイトに行き視聴出来る様にしておく。
2.mhWaveEditを起動しメニューの Play>Record と進み Sample format を決める。やはり Streo じゃないとつまらないので CD Quality を選択した。
3.Lanch mixer ボタンでミキサを起動し、 Capture にチェックを入れる。Capture So. をプルダウンで Mix にする。この状態で録音レベルを Capture のインジケータで決め、針が振りきれない状態にする。 
4.適当なタイミングで録音を開始する。後で編集出来るのでそれほど気にする必要はない。録音停止はPauseさせた方が良いと思う。
5.録音したが長時間だとすぐ再生出来ないみたいです。再生しようとすると時々エラー表示が出る事があります。何度か確認しこのエラーが消える状態になるまで我慢して待ちます。なぜ時間がかかるのか解ってません。処理能力不足でしょうか?



6.保存の時も、多少時間がかかります。しばらく待ってからmhWaveEditのメニューがきちんと表示される様になってから終了させます。とにかく焦ってはいけません。
7.編集は説明しなくても解るでしょう。

mhWaveEditの設定でドライバをALSAからOSSにしないと雑音がひどく、がまん出来ません。こういった録音には慣れていないので専門用語がたくさん出て来て、個人的に勉強不足だと痛感しました。

新しく入ったpupRadio/pupTellyとPrecordでも録音は出来ますが、サイトへの接続状況が悪いのでmhWaveEditを使って録音した方が良いかなと?
pupRadioとPrecordの組み合わせでラジオのタイマー録音が出来ます。Precordにスケジュールタイマーがありこれで設定できます。問題はPrecordはALSAミキサで設定する様になっていますが、このミキサだけでpupRadioの音を拾うことは出来ないみたいで、RetrovolでCaptureの設定を事前に済ませておく事が必要です。mp3に変換されるまで時間がかかるみたいです。



その他に新しくRemove builtin packagesやPup Advert Blockerと言う物などが入っていますが、前述の物は便利かもしれません。





ALSA関連で動作がおかしいのは使用環境にも依存すると思うので何とも言えません。
Wary5.1をLiveCDで使用