2011年12月1日木曜日

AbiwordのTrueTypeでボールド表示

PuppyLinux4.3.1JPのAbiwordではTrueTypeフォントのボールドが表示されませんでしたが、以下の要領で表示だけ出来るようになりました。ただ、問題点はPDF形式で保存した場合正しくボールド表示にならない。CUPS-PDFもだめ。印刷プレビューもダメ。当然印刷もダメと思われる。Abiword形式だときちんと保存出来るみたい。



試した事
1.Debianパッケージから fontconfig-config_2.8.0-3_all.deb をダウンロードし展開する。不安定版(unstable)使用。

注意:
debパッケージをクリックするといきなりインストールされますが、このパッケージには fonts.conf が含まれているため上書きされてしまいす。一度パッケージを展開し、必要な物だけ取ります。debの展開はディスクトップの「圧縮/解凍」アイコンにdebパッケージをドラッグする。

2.展開された/etc/fonts/にあるフォルダ conf.avail と conf.d を Puppyの /etc/fonts/に移動させる。

3.Puppyに最初から入っている /etc/fonts/fonts.conf を一部変更する。

変更場所は237行目付近にある以下の "local.conf" を "conf.d" に変更する。



以上で終了。

これでTrueTypeでボールドが表示される様になりました。DejaVuでもM+1P+IPAGでもOKです。

/etc/fonts/local.conf に設定をしている人は逆に設定を読み込まない事になり、困る可能性が出るかもしれません。

conf.avail と conf.d の、どのファイルに反応しているのかは検証してないのでわかりませんが、もしわかれば、そのファイルの内容をPuppyオリジナルの fonts.conf 又は local.conf に書き込んで対応出来るかもしれません。

やはりXのフォント設定は関係ないと思われる。時間があればこの問題を続けるかも。それにしてもAbiwordのマニュアルがデタラメなので手探り状態。半分遊びです。