2008年12月3日水曜日

PuppyLinuxをインストール

Puppy Linuxをインストールする。HDDやUSBメモリにインストールして起動したり、LiveCDとして使用する事も出来る便利なディストリ。インストール方法には大きく分けてFull install とFurgal installがありFurgalが手軽で良いとの事だが、私の環境でははっきり言ってすぐにフリーズして使い物にならない。Fullはかなり安定して使えほとんどフリーズする事は無い。Furgalが良いと言う人がいるのが不思議な感じだ。

使用するPCだが古い物でも使えるかと言うと、これもかなり無理がある。Pentium3 1G メモリー250MBは無いとWebに接続できても動きが緩慢でイライラする。今どきのWebページは複雑で大容量のものが多い為で、これはどうしようもない。OpenOfficeも起動にかなりの時間がかかる。PCで何をするか?と言うことになると,Webが主流である事は間違いないだろう。それからしたら、いくら軽量OSでも旧型のPCではやはり無理があるのはしかたない。

何が出来るかというと、他のLinuxディストリで出来る様なことは大体できる。しかしこのOSは基本的なコンセプトが軽量、高速なことを売りにしているので、阻害要因となる様なソフトを大量に入れる様な使い方をしたのでは意味がない。出来れば追加ソフトは最低限なものだけにした使い方が正統な流れだろう。

ソフトの追加はSFSとPETと言う独自の形式で行われいる。どちらも自分でパッケージ化でき、公開されている物もかなりの数量がある。このパッケージシステムを使ってみたところ色々問題点がある、まずパッケージ化されたものがライブラリの依存関係などを見て自動的にインストールする様になっていないので自分で追加インストール必要がある。Synapticなどを使い慣れている人や初心者にとってこれはかなり面倒くさい。逆にこちらの方が良いと思う人もいるだろう。パッケージ化した人物がかなりいい加減なのか全く動かないこともある。

PETパッケージは基本的にFullでもFurgalどちらでも使えるが、SFSは基本的にFurgalで使う様になっている。FullでもSFSを使えない事もない。このPETの中身はtar.gzでSFSはsquashFSで圧縮されたものである。SFSは圧縮された書き込み出来ないファイルなのでPuppyにマウントして使うというスタイルを取り、中身を改変できない。PETは通常のインストールと同じで変更することができる。