2010年4月29日木曜日

Woof翻訳(野良)その2

Woofを勝手に翻訳。最初の翻訳から原文が少し修正されているので見直し。細かい言い回しも原文では修正しているみたいです。当方英語は得意じゃありません。大きな間違いが無い事を望む。
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Woof : the "Puppy builder"
Page partially updated March 22,2010

NOTICE:Woofのリリースとアナウンスについては私のブログ、 http://bkhome.org/blog/?viewCat=Woof をモニターしてください。

Woofビルドシステムはまだ製作中です。このページは、Debian、Ubuntu、Arch、Slackware、T2またはPuppyのバイナリパッケージからPuppyライブCDを組立てることについて述べますが、正確に何がテストされたか、アナウンスを読む必要があります。いくつかのビルドはあなた自身で行わなければなりません。

序文
2008年11月に、私はPuppy Linuxプロジェクトの最前列から後部座席に移ることに決めて、Puppyコミュニティの他メンバーにPuppyの次期バージョンを開発してもらう事にしました。

Puppy4.1.2をリリースした後に、私は若干の休みをとりました。私が欲しかったのは、新しいアイデアを探る時間と自由でした...そして、最初に出来た物に、Woofと名付けました。

原理
今まで、Puppyには、Puppy Unleashedと呼ばれるビルドシステムがありました。Puppy UnleashedはPETパッケージのレポジトリにアクセスしてパッケージを選択しLive-CDを製作します。この方法では様々な問題があります:

1.PETパッケージは、かなり縮小されたバイナリパッケージです。PETパッケージを作成する際、しばしば余分な物を切ったり整えたりして手を加える必要があります。
2.PETバイナリパッケージのレポジトリを公開するには、ソースパッケージのレポジトリも公開する事が法律上義務づけられています。
3.ベースパッケージ、例えばglibc、gcc、gtk、cups、ghostscriptと他のシステムライブラリをアップグレードし、全ての動作が機能する新しいPETパッケージと「devx」ファイルを作成することは、非常に長い時間がかかります。

Puppyの旧バージョンでは、別のディストリビューションからバイナリパッケージを流用しました。例えば、Puppy3シリーズはSlackwareのバイナリパッケージをベースにしています。しかしながら、実際にPETパッケージを作成して、手動であらゆる段階を踏み、最終的なリリース前に正常動作させるのに数カ月を費やしました。

解決手段
長い間、私は、他のdistroパッケージをダウンロードすることができる「魔法のスクリプト」を夢見ており、それらのパッケージをPuppyサイズまでカットダウンして、PuppyLinuxのLive-CDを構築させる事です。--そしてこれら全てを自動的にする事です。

Puppyプロジェクトの管理から自由の身になり、この夢を追い求める時間が出来ました。その結果がWoofです。

Woofって何なのさ:

1.他のdistro用パッケージをダウンロードします。したがって、どこにもホストコンピュータを設置する必要はありません。(ディストリビューションには、適当なパッケージが無いかもしれません。したがって、いくつかのPETパッケージがまだ必要です。)
2.パッケージを選択したら、自動的にPuppyLive-CD isoファイルを作ります。
3.自動的に'devx'SFSファイルを作ります(PuppyがどのようにC/C++/Vala/Genie/Fortran のコンパイルをサポートするかです)。
4.多数のdistroをサポートします。
5.容易に、新しいバージョンにアップグレードします。
6.最終結果が、Puppy Linuxです

複数のディストロ
Woofは、どんなdistroのパッケージでも柔軟に処理出来る設計です。これを書いている時点でWoofはDebian、Ubuntu、Slackware、Arch、T2およびPuppyをサポートしています。RPMベースのdistroを1つを加えたいと考えています。

簡単アップグレード
まだ立証されていませんが、これが特におもしろいのがわかりました。Ubuntuは、Intrepid、Jaunty、Karmic、などの名前をつけられます。Puppyは、今のものならどれからでも作り上げることが出来ます。新しいリリースを出す時、Woofが必要とするのは、リリースの名前であり、 Woofは、すべてのパッケージをダウンロードして、新しいPuppyLinuxを構築します。パッケージ名を固定するのに2、3時間かかるかもしれません。しかし、新しいPuppyのアイデアは、1日あれば良いでしょう。

最終結果
...PuppyLinuxです!私が言いたいことは、速度、コンパクト性、PuppyLinuxの使い易さなど、何も犠牲にされません。Ubuntu パッケージから構築すると、99MB(あるいはそのぐらい)のLive-CD、Puppy用のツールとデスクトップを持ちRAMの中で高速で動く Puppyを手に入れられるでしょう。

Woofのダウンロード法
わかり切ったことを最初からやり直す普通の癖のように、私はBonesという名の基礎的なバージョン管理システムを作成しました。本当に全く刺激的で、このBonesで丹念に調べることが出来ます:

Bones version control

最近のPuppyまたはpuplets,特にQuirkyには、'bones'スクリプト(/usr/sbinにある。)がたぶん在ります。もし無いか、望むなら'bones'の最新版をここから得られます:

Quirky PET repository

...クリックしてダウンロードしインストールしてください。非Puppy distroを使うならば、'tar -zxf bones-xxx.pet'で展開します、それから、手動で、インストールしてください。

最新のWoofをダウンロードするのは(チェックアウト)はBonesのウェブ・ページで説明されてますが、ここで繰り返します:

> mkdir woof-tree
> cd woof-tree
> bones setup
You you will be asked to enter a couple of parameters:
Username: mrperson (any name you want to give yourself)
Download URL: http://bkhome.org/bones/woof/
> bones download

...最新のWoofに更新したいときはいつでも、最後のステップを繰り返すことができます。

しかし、Woofをダウンロードして、使い始める前に、考慮する事があります...

準備
上記で説明されたWoofをダウンロードすることが出来るが、最初に考慮することがあります...

1.ユーザの知識
Linuxハードドライブpartitonsについての知識とLinuxコマンドラインについての基礎的な知識を必要とします。もしこの知識の無いWindowsからの避難民ならば、どこか別の所で学習する必要があります。( あるいは、既製のPuppy live-CD ISOファイルを単にダウンロードして使います。)
2.適切な構築環境
WoofはLinuxパーティションにダウンロードしなければなりません。Windows/DOS FAT NTFSパーティションでは動きません。パーティションには十分なスペースが必要で10Gを勧めます。
3.ホストOS
Puppy Linux4.3又はそれ以降で操作しなければなりません。他のdistroには、不十分な「dpkg-deb」と「lzma」ユーティリティがあるかもしれません。その2つだけではなく、多くの不具合が他のdistrosにはありそうです。
4.インターネット接続
多くのパッケージをダウンロードしなければならないので、ブロードバンド接続が最も良いのですが、ダイアルアップも可能です。--我慢強く! 合計で約550MBをダウンロードする必要がある。---いいえ、私は後のダイアルアップを取ります!

構築
Woofをダウンロードすると6つのスクリプトを見つけるでしょう:0Pre, 0setup, 1download, 2createpackages, 3builddistro, 4quirkybuild
あなたが行うのは、T2用の0preを除いて、これらを順番に実行することです。

0pre パッケージ・データベース・ファイルを生成。
これはT2だけのための特別な前処理スクリプトです。説明については、スクリプトのコメントを参照してください。support/subdirectoryの「readme」も参照してください。T2のウェブページに:T2イントロダクションがあります。

0setup データベースファイルをダウンロード。
woofディレクトリで端末を開き"0setup"を走らせます。
# ./0setup

1download パッケージをダウンロードします。
# ./1download

2createpackages cut-downした一般的なPuppyパッケージを構築。
PCによっては、2-3時間かかるでしょう。CPU1.5GHz以上、RAM256MB以上の新しめのPCを推奨します。
# ./2createpackages

3builddistro Puppy live-CDを作る。
「sandbox3」という名前のディレクトリに、live-CD isoファイルと、ビルドされたファイル、そして「devx」ファイルがここに出来ます。
# ./3builddistro

4quirkybuild これは、Quirky Linuxのための特別な後処理スクリプトです。通常のPuppyを作成するには、このスクリプトは使用しません。Quirkyのウェブページを見て下さい: Introduction to Quirky

しかし、Woofに不慣れなら、使い易い様にGUIを開発しました。'woof_gui'スクリプトを読んでください...

GUI ビルダー
書いてる時点では、機能的であるが、多くの制限があります。スナップショット:

--画像省略--

最新のWoofをダウンロードした後に、GUIビルダーに関するREADMEファイルを読んでください。

だれがWoofを使用するべきか?

これは、重要な質問です。'Linux初心者'の人は、このページを読んで、Woofがかなり刺激的に見えると思うかもしれません。そうです、しかし、Linux コマンドラインやハードディスクの分割についての専門的な知識は必要です。

実は、それほど難しくありません、そして、GUIがカスタムメイドのPuppyの製作をより簡単にします。

しかし、Woofを使うための技術的なノウハウがあるとしても、それは最高の選択ですか?カスタムメイドのLive-CDを作製するもう一つの方法があります、それはCD-Remasterプログラム(Puppyの'セットアップ'にある。)です。いくぶん制限されますが、より簡単な方法です。確かに、remaster-CDオプションは、Linuxのコマンドラインについての知識が無い人には良いでしょう。

大多数のユーザーは、WoofやCD-Remasterを望みません。利用できるLive-CDは、私または他のPuppy開発者によって作られ、大勢の人々が必要とするでしょう。必要な機能を加えるために、PuppyパッケージマネージャーとSFSファイルがあります。

それらは、自分でカスタムPuppyやWoofまたはCD-Remasterを考慮したPuppyの派生物を造りたい人々の物です。

将来
主なdistroとのバイナリの互換性は1つの明白な長所があります:リポジトリのすべてのパッケージへのアクセス。さて、どんなバージョンのPuppy でも、Puppyの中心的なファイルがそのdistroで造られている時には、適所に必要条件があります。最も重要な事に、他のパッケージを使用してコンパイルされたパッケージがあります。--言い換えれば、違うバージョンのライブラリで構成された物のミスマッチを避けます。

さらに、特殊なパッケージをインストールするのに多くの条件が必要ならば、リポジトリで利用可能でしょう。ソースからコンパイルする際、非常に時間が掛かり、失敗し易いプロセスに直面する必要はありません。

新しいPuppyパッケージマネージャー(PPM)は、複数のdistro環境で動かすために、完全に書き直しました。PPMはWoofによって支持されたdistrosのいずれからもパッケージを扱うことができます。

Items on the todo list;
1.Woofスクリプトでの自動依存性管理化。
2.言語選択用のlocaleファイル組込み。
3.SFSファイルのドキュメントを別にする。
4.GUIのための多くの機能。

一つ、Woofが全く新しいたくさんの'puplets'(Puppy派生物)を生み出すと思います!

Quirky 1.0

なんと5月5日にQuirky1.0をリリースするみたいです。WaryやVery Waryも、ほぼ同時期にリリースされる可能性が高いと思われます。

Announcement and release notes for Quirky 1.0
http://distro.ibiblio.org/pub/linux/distributions/quirky/quirky-021/release-Quirky-100_NOT_YET.htm

本日はUbuntu10.4のリリース予定日なので、Lucid Puppy5.0もリリース間近と思われます。

Barry's blogより