2009年1月10日土曜日

PDFeditをPETパッケージ化する

PDFedit 0.4.1をPETパッケージにしてみる。
PDFeditは、何と言えば良いのでしょう。PDFをズタズタに出来るソフト?ソースネクストの製品によく似た商品がありますが、それとは違います。このソフトはGNU GPLで配布されている、フリーの物です。つい最近、最新の0.4.2がリリースされましたが、まだどのディストリもバイナリが見つからないので0.4.1のバイナリをPETパッケージにしてみました。

はっきり言うと、日本語Fontの問題で殆ど使えません。操作途中にフリーズしたりするので動きに不満はありますが将来有望なソフトの一つとして目を着けています。機能は既存のPDFからテキストを抜き出したり、テキストを直接修正する事が出来ます。感じは、結構複雑なソフトというのが第一印象でしょうか。とにかくメニューなどが日本語化されていないので分かりにくいと言うのと、設定出来る項目が沢山あるので覚えらないと言う方が良いかもしれません。マニュアルが有りますが結構な量です。処理が非常に重い上に、フリーズするのでイライラです。

日本語のPDFについては表示出来る物と、そうでない物があります。たとえ文字バケせずに表示出来てもテキストの変更が出来なかったりです。まだ日本語PDFの表示と、テキストの抜き出しが精一杯みたいです。日本語関連は、何ともまだよく分かりません。

PDFedit
http://pdfedit.petricek.net/

debianパッケージのunstableよりバイナリをダウンロード
http://www.debian.org/distrib/packages

pdfedit_0.4.1-2_i386.deb sid unstable版を使用しました。

1.PDFeditのバイナリをダウンロードして解凍すると/usrディレクトリが展開されます。作業ディレクトリを作成し展開された/usrを作業ディレクトリに移動する。

2.作業ディレクトリ/usr/share/applicationsにあるpdfedit.desktopを開いて中を少し修正する。修正しなくても問題ありませんが、JWMにメニューがダブリで2ヶ所表示されるので見にくいだけです。

[Desktop Entry]
Name=PDF Editor
Comment=PDF Editor
Exec=pdfedit
Icon=/usr/share/pdfedit/icon/pdfedit_logo.png
Type=Application
StartupNotify=false
Terminal=false
Categories=TextTools;Viewer;Graphics;Qt;  ←ーこれをどれか一つにする。

Categoriesのメニュー表示場所をどれか一つにするか、自分の好きな物にする。このままだとJWMでグラフィックとユーティリティの2ヶ所にメニューが表示されます。詳しくは過去の記事をみてね!

3.PETパッケージにする。作業dirは/tmp/pdfedit_0.4.1だとすると

#cd /tmp
#dir2pet pdfedit_0.4.1

step1は「enter」でも「no」でも、すでにpdfedit.desktopがあるので、判別され同じ結果になりstep2へ飛びます。
step2は「PDF Editor」とでも入れて下さい。
以降すべて「enter」

4.PETパッケージ完成

PETパッケージをインストールする前にqtをインストールしておいて下さい。qt3、qt4両方必要かも知れません。ここは良く分かりません。(すでにqtを別の用途で入れていた為)