2009年1月26日月曜日

WineのPETパッケージ化

PuppyLinuxでWine1.1.13をPETパッケージにする。以前WineのPET化については書いたがインストールしたソフトをアンインストールには端末から操作する必要がありました。面倒なのでJWMのメニューからuninstallerを起動出来る様にします。

まずWineのバイナリをダウンロードして来ます。ダウンロードしたのはdebianの物です。Wine DownloadからDebianに進みbinary listからEtecのwine_1.1.13~winehq1-1_i386.debを使用しました。このダウンロードコーナーはよく変更されるので、すでに内容が変わっているかもしれません。Sid、Lennyどれが良いかは確かめていません。

1.ダウンロードしたファイルを解凍する。XArchiveで出来ます。

2.解凍すると/usrディレクトリが出来ます。作業フォルダを作成し名称をwine_1.1.13とし,その中に/usrを移動させる。

3.作業フォルダ内の/usr/share/applicationsに新しく/wine-config.desktopを作成します。wine.desktopがすでに有りますがこれを修正しても良いでしょう。

[Desktop Entry]
Encoding=UTF-8
Terminal=false
Name=Wine Config
Comment=Settings Tool for WINE
Exec=winecfg
Icon=wine.png
Type=Application
Categories=Utility

4.同じく作業フォルダ内の/usr/share/applicationsに/wine-uninstaller.desktopを作成します。

[Desktop Entry]
Encoding=UTF-8
Terminal=false
Name=Wine Uninstaller
Comment=Wine Software uninstaller
Exec=uninstaller
Icon=wine.png
Type=Application
Categories=Utility

同様にnotepad、regeditなどのxxxx.desktopを作成すればメニューに登録できるでしょう。(予想)

4.作業ディレクトリに/usr/share/pixmapsを作成しメニューで表示させるアイコン画像を探してきてコピーします。ファイル名はwine.pngにします。アイコンはすでにあるPETパッケージをpet2tgzなどで分解するなどして入手します。アイコンはwinecfgとuninstallerで同じ物を使うようにしています。

5.dir2petでPETパッケージにします。

#cd /tmp
#dir2pet wine_1.1.13
step1 wine-xxxx.dsktopを自作したので「no」
step2「utility」
後はすべて「enter」

6.PETパッケージ完成

不足しているライブラリは後で入れて下さい。
Wineはバージョンアップが激しいので過去にPET化した物などからファイルを流用すると速く簡単だと思います。