2009年7月20日月曜日

gambasのサンプルを使ってみる

Visual Basic ライクな開発環境gambasのサンプルプログラムを使ってみた所、サンプルなのに結構使える物がある。

まずはgambasのインストールから、本家フォーラムにあるPETパッケージをダウンロードしてインストールします。一番最近に作られたと思うgambas2-2.7.1.petをインストールします。意外にもファイルがでかいのでインストールに時間がかかります。(19MBあります。)依存性エラーが出ますが無視して起動しようとすると、libaudio.so何とかが無く起動出来なかったので追加インストールしました。これで起動すると以下の様な起動画面が開きます。(次の例題PDFViwerの場合確かlibpoppler.so.3の追加インストールが必要です。)

Gambas 2 v1.9.49 pet
http://www.murga-linux.com/puppy/viewtopic.php?t=21776



「サンプル」を選択しPDFViewerを選んでみました。「読み込み専用です」とか表示されますが、「OK」で抜けます。左のツリーから「FMain」をダブルクリックすると以下の様な画面になります。ここで一旦このプロジェクトを「別名で保存」で適当なところに保存し、保存した物をgambasで開き直します。

以下の画像は開き直した物です。
サンプルを開いた直後に比べメニューボタンが追加になっています。


「実行」ボタンで実際に起動させることが出来ます。「インストールパッケージを作成」で色々なLinuxディストリ用のパッケージを作成することが出来るので、Slackware用のパッケージにしてみました。





「インストールパッケージ作成」で必要事項にいろいろ答えて進みます。簡単なのですぐ解るでしょう。結果として、指定したところにtgzが作成されていますのでtgz2petでPETパッケージに変換してPuppyにインストールすると以下のようなPDFVewerが起動出来ます。



動作は遅いし機能もイマイチですが問題なく使用できます。

gambasとライブラリのインストールは適当にやっているのでうまくいかないケースが出るかもしれません。別のサンプルによっては追加で必要な物が出てくる可能性があります。インストールしたgambasのPETパッケージにはそれなりの物が一緒に含まれていると思いますが、詳しく見てません。