2011年1月30日日曜日

Skencil

ベクターグラフィックエディターSkencilの開発が5年半ぶりに再スタートした模様。昨年10月31日に1.0alphaがリリースされていた。SkencilからフォークしたsK1側でメンテされる模様。Skencilは少しクセのあるソフトと思っていたが、現代風に変わったみたいなので、感覚的に使えると良いが....PuppyLinuxの場合導入するにはPythonとTcl/Tkがネックになりそう。実際Ubuntuで使ってみたところ、快適な使用感とは言えない。まだかなり改良が必要。

ダウンロードもsK1のサイトから行うみたいだ。PuppyLinuxに標準で入っているInkLiteは個人が作成した物で、すでにサイトが閉鎖されておりソースさえダウンロード出来ない状況になっている。しかしこれに変わりうる軽量ソフトで使いやすい物が中々無い。やっぱりベジェ曲線に慣れると元に戻るのはキツイ。

以下の画像はsK1のサイトから。

千葉県 研究報告書

千葉県の高等学校で平成20~21年に "「農業情報処理」におけるオープンソースソフトウェアを活用した授業実践 " と言うのが行われ、その報告書がPDFで公開されている。

この中でPuppyLinux4.0.0jpが採用され、DidiWikiを使った「園芸Pedia」と言うのを実際に作ったらしい。但し総授業時間は16時間程度しか行っていないので、どんな物が出来たのかはわからない。

報告書の9ページで使用感のアンケートがありLinuxへの違和感もそれほど無いみたいだが、9%が「とても違う」と回答しており、どこが違うのか聞いてみたい。ディレクトリ構造の違いならMacでも同じ答えが出る。

Puppy4.3.1Jpについても触れられているので、ここ1年以内に書かれたレポートだと推測できる。

千葉県高等学校教科研究員 研究報告書
http://www.chiba-c.ed.jp/shidou/k-kenkyu/

2011年1月3日月曜日

Xournal-0.4.5-patched3

Barryさんがwarry用にxournalのパッケージを公開てくれました。どうもパッチを当てているみたいですが、これで画像をXournalに取り込む事が出来る様になるみたいです。

この様なパッチがあるとは知りませんでした。他にも色々パッチがあるみたいですが、特にこのパッチは便利だと思います。

Puppy4.3.1JPでBarryさんが公開してくれたpatched3のソースコードをコンパイルしてみました。Warryの物はpopplerのバージョンが上っており4.3.1では使えません。

コンパイルしてPETパッケージにし4.3.1で起動してみました。画像ボタンが追加されていますが、最初にボタンを押した後、画像の挿入箇所をクリックすると、ファイル選択ウィジェットが起動します。少しおかしな感覚ですがこんな物でしょう。挿入した直後に位置や画像サイズを変更出来ますが、確定した後に位置やサイズを再修正するにはオブジェクト選択で行う事になります。当然ですが取り込んだ画像を含めたPDFを作成する事も可能です。これはもうワープロみたいな使い方も出来ます。結構気に入りました。