2009年6月19日金曜日

Unleashed その2

PuppyのホームページにあるDeveloper section >Puppy Unleashedの解説を参考にunleashedの使い方を書いて行きます。ただし、鵜のみにしないで下さい。

使用したのは、Puppy4.1.2のunleashed-coreです。

Step1
Puppy Unleashedの解説によるとext2,ext3でフォーマットされ1.5G以上の予備容量を持つHDDが必要で、Linux swapが500MB必要とあります。HDDのパテーション操作をするのも面倒なので、Gpartedでext3にフォーマットした2GのUSBメモリを使いました。SwapはすでにHDDに1Gあったのでそのままとしました。

Step2
USBメモリをPCに装着しPuppy Live-CDから起動します。すでにHDDにPuppyがインストールされていてる場合はそちらでも良いと思うのですが、まずはマニュアルどおりLive-CDからにしました。使用したのはPuppy4.1.2.1日本語版。

Step3
Puppy本家のダウンロードサイトに接続し"puppy-unleashed-core-4.1.2.tar.gz"をUSBメモリにダウンロードして来ます。これを展開します。unleashed-coreは日本語サイトのsourceにも置いてあります。この時、ext3のUSBメモリはディスクトップアイコンからマウントさせる事が出来なかったので端末からマウントさせました。ちゃんとマウント出来る時もあるので個々の問題かもしれない。

#mount -t ext3 /dev/sdd1 /mnt/sdd1------こんな具合でUSBメモリをマウントさせた。

Step4
展開するとpuppy-unleashedと言うフォルダが作成され、中を見ると以下の様なファイルがあります。ここにあるpackagesフォルダの中に組込みたいPETパッケージを入れて行きます。



つづく

Unleashed その1

Unleashedはそれほど軽量化や高速化に効果があるとも思わなかったので気にもしていなかったのですが、unleashedを使って少し遊んでみます。Woofが出るので無駄になるかもしれないがWoofは要求されるハードの要求が高いので現状では対応出来ない。CPU 1.5G以上、HDの空き10Gと来た。どちらもクリアしていない。

UnleashedとはPupletを簡単に組み上げる為のベースとなる物で、kernelのコンパイルなど面倒で難しい部分は既に済んでいます。今新しく開発されているWoofがこのunleashedの新しいバージョンに相当する物です。使いかたは簡単なんですが、追加で必要な物(パッケージファイル)がどれなのかを見極めるのが難しく、苦戦するに違いないと思われます。詳しい方法はPuppyのホームページにあるDeveloper section >Puppy Unleashedに解説があります。

Unleashed+(tar.gz+PET)=Puplet こんな感じでしょうか。実際にはtar.gzを使う事はほとんど無いと思います(おそらく)。

最も面倒で解かりにくいのが、どのパッケージをunleashedに追加するかです。最初にリストを作成し整理してからでないと、うまくいきません。キモはここです。じゃあ何もパッケージを追加しなくても良いのではなかろうかと、パッケージファイルを何も入れずにunleashed-coreだけで過去にpupletを作ってみた所、ISOの製作までは出来ますが、起動出来ませんでした。

つづく