2008年12月19日金曜日

Puppy LinuxでPoeditをPET化する

Puppy LinuxでPoeditをPETパッケージにしてみる。
まずはPoeditのバイナリを探すと、debianに最新バージョンがあるので、これを利用する事にする。

debian のpoeditダウンロードからi386の物をダウンロードする。
http://packages.debian.org/ja/sid/poedit

1.poedit_1.4.2-3_i386.debを/tmpにダウンロードし、展開すると/usrディレクトリが作成される。

2.作業ディレクトリを作成し名称をpoedit-1.4.2-3にし、/usrをその中に移動させる。

3./usrの中身を確認し/usr/share/application/poedit.desktopを開くと以下の様になっている。

[Desktop Entry]
Encoding=UTF-8
Name=Poedit
Comment=Gettext catalogs editor
Comment[fr]=Outil de traduction
MimeType=application/x-po;application/x-gettext;application/x-gettext-translation;text/x-gettext-translation;text/x-po;
Exec=poeditor ←poeditになっているので修正する。
Icon=poedit.png
Terminal=false
Type=Application
Categories=Application;Development;Translation;
StartupNotify=true

Puppyの/etc/xdg/menus/puppy-utility.menuを確認するとDevelopmentの項目があるので、このままにする。このCategoryが違うとJWMのメニューに表示されない。Execは古いバージョンから修正されていないのでpoeditorに修正が必要。

4.端末より
#cd /tmp
#dir2pet poedit_1.4.2-3
step1はpoedit.desktopは在るので「no」で良い。
step2はutilityで良いでしょう。
後は全てenter

5.PETパッケージ完成

ライブラリが不足しているので必要な物を追加で入れて行く。PETパッケージをインストールした際、エラーをキャプチャーで画像に保存しておけば、後からでも分かるので便利です。

必要なライブラリは以下を使用した。
libgtkspell0_2.0.13-1+b1_i386.deb
libwxbase2.8-0_2.8.7.1-1.1_i386.deb
libtiff4_3.8.2-7+etech1_i386.deb
libGLU1-mesa_6.5.1-0.6_i386.deb
libgstreamer0.10-0_0.10.10-3_i386.deb
libgstreamer-plugins-base0.10_0.10.10-4_i386.deb
libwxgtk2.8-0_2.8.7.1-1.1_i386.deb

これらをPETパッケージにしてインストールする。インストール順はlibwxgtk2.8を最後にするとエラーが出ません。起動させると登録画面が出ますが無視して進んで下さい。これで根気さえあれば、簡単にpoからmoに出来ます。