「入門GTK+ C言語で学ぶ、はじめてのGUIプログラミング」著者:菅谷保之氏
この著書の中に出てくるサンプルプログラムをPuppyLinuxでコンパイルしてみる。PuppyLinuxに入っているGeanyから簡単にコンパイル出来る。
まず著者が公開して下さっている、サンプルのソースコードをダウンロードしてくる。
http://www.iim.ics.tut.ac.jp/~sugaya/wiki/wiki/index.php?FrontPage
「第3版で掲載したサンプルプログラムのソースコード(2010年7月22日更新)(1.2MB)」と言うのがあるのでこれをダウンロードさせてもらいます。
展開すると色々入っていますが /tutorial/step6/image-viewer.c をコンパイルしてみます。名前のとおりイメージビューアのサンプルです。
Geanyでこのコードを開き、ツールバーにある「ビルド」のプルダウンメニューから「インクルードと引数を設定」を開き、コンパイルの部分を gcc image-viewer.c -o image-viewer `pkg-config --cflags --libs gtk+-2.0` とし「OK」で設定を終了させます。「ビルド」や「実行」は特に初期設定から変更する必要はありません。
Geanyのツールバーボタン「コンパイル」を押すとimage-viewer.cがコンパイルされます。出来上がったバイナリがソースと同じディレクトリに出来上がります。
バイナリを実行してみます。
とても使いやすい環境がPuppyLinuxには揃っています。
この著書は購入しましたが、サボリまくって全然ページが進みません。とても良い解説書なのですが、入門書なので記載されてない部分も多いのが残念です。すでにつかい易い良いソフトが大量に公開されている現在、新たに個人でソフトを開発しようというのは本当に趣味や遊びみたいなものです。アイデアしだいか。