EtoysをPETパッケージにする。
まずはEtoysのdebバイナリをダウンロードしてきます。最新版はdebパッケージが準備されてないので面倒な為、少し古いのですが使い勝手は変わらないと思います。debパッケージなのでそのままインストール出来ますがJWMのメニューに表示されないみたいなので一部修正します。
使用したパッケージ
Etoys-3.0.2177-Final-Linux.deb
ダウンロード元
http://www.squeakland.org/
まずundebで展開する。
# undeb Etoys-3.0.2177-Final-Linux.deb
展開するとusrフォルダが出来るので、作業フォルダを作成しその中に移動させておきます。作業フォルダ名はEtoys-3.0.2117にしました。
作業フォルダの/usr/share/applications/etoys.desktopを開いて中を一部変更し、JWMのメニューに表示される様にします。
[Desktop Entry]
Comment=Etoys
Encoding=UTF-8
Exec='/usr/bin/etoys'
Icon=etoys.png
MimeType=
Name=Etoys
Path=
StartupNotify=false
Terminal=false
TerminalOptions=
Type=Application
X-DCOP-ServiceType=none
Categories=
Development;
Categoriesの部分を"Development"に変更します。"Education"はPuppyの初期状態では登録されていないので使えません。PuppyのJWM設定を変更すれば"Education"も使えますが他のPuppyと互換性が無くなるので、素直にCategoriesを変更します。あとは好みで修正して下さい。
dir2petでPETパッケージにする。4.30からパッケージの作り方が少し変更になっているみたいなので、過程を全て表示させてみます。
#cd /root/my-documents 作業フォルダのディレクトリへ移動する。
#dir2pet Etoys-3.0.2117
'dir2petjp' スクリプトにようこそ。
これはディレクトリをPETパッケージに換します。例えば、'abiword-0.5.6'と
いう名前のディレクトリがあり、その中にパッケージに必要とされるものを何でも置きます。例えば、usr/local/bin/abiword (実行ファイル)、そして /usr/share/applications/abiword.desktop (XDGメニューファイル)。.desktopファイルがなくても気にしないで下さい。このスクリプトがいくつかの簡単な質問をしてパッケージに必要な物を何でも勝手に作ってくれます。メニューエントリを作成するならパッケージは .desktopファイルとメニュー用に16x16ピクセルアイコンだけが必要です。アイコンはxpmイメージで置く場所は /usr/local/lib/X11/mini-icons/である事が望まれます。でもどこでもいいです。ディレクトリ Etoys-3.0.2117 はパッケージ名にダッシュを続けて
アラビア数字でバージョン番号を付けます。例: abiword-0.5.6パッケージは任意でインストール後と削除後のスクリプトを持ちます。これは 'pinstall.sh' と 'puninstall.sh' でトップディレクトリに置かれます。(Unleashed用に公式PETを作るには、そのREADMEファイルを読んで下さいスクリプトを正しく作成する方法が詳しく書かれています)上記のどれにもさらに進む必要がなければ、ここでCTRL-Cを押してこのスクリプトを終了できます。そうでなければENTERを押して下さい。続けるにはENTERキーを押して下さい: enterします。ステップ 1
次の「.desktop」ファイルが見つかりました: Etoys-3.0.2117/usr/share/applications/etoys.desktopこのアプリケーションにはメニューエントリができます。多少なりとも「.desktop」ファイルを変更したいならば、このスクリプトを
進める前に、今すぐエディタでファイルを開き、必要な変更をして下さい。特に、アイコンがあるかどうか、そして「Category」エントリがパピーのメニュー階層と適合するかチェックして下さい (/etc/xdg/menus/hierarchy ファイル)。 「.desktop」ファイルの内容に満足したら「ENTER」キーを押してこの スクリプトを続けます。 あるいは「ignore」とタイプすれば「.desktop」の内容を用いずにパッケージの作成を進めます。
あるいは一連の質問をして「.desktop」ファイルを最初から再構築したいならば「new」とタイプして下さい: すでに在るのでenterします。依存性現在作成中のPETパッケージ用の依存リストを入力して下さい。すでにパピーに組み込んだパッケージは依存ファイルとしてはっきりと名前を付ける必要はありません(パピーの縮小ベアボーンバージョン以外は、これら全てを組み込んでないかも知れません。最悪の場合の状況について考えなければならないかも知れません)。この依存リストを入力する方法を一例で示します: パッケージ'pupdvdtool-0.5b' は以下の依存リストがあります: +vamps,+vobcopy,+ffmpeg,+dvdauthor,+gtkdialog3各パッケージ名は先頭が「+」で始まり「,」で区切られます。注意1: この「gtkdialog3」はGTKライブラリを要求しますが 下位依存ファイルを指定する必要はありません。「gtkdialog3」を インストールする必要があれば、それ自身の依存リストがあります。注意2: /root/.packages/Packages-* データベースファイルで 各パッケージの依存リストを調べる事ができます。注意3: パッケージバージョン番号を指定する必要はありません。 == パッケージマネージャはバージョン番号をまだサポートしていません ==注意4: 何を指定して良いかわからなければ、ENTERキーを押して下さい (パッケージマネージャはまだいくつかの基本的な依存性チェックをします)依存リストを入力して下さい: enterします。GUIウィンドウ
ENTER キーを押すとパッケージのデータベースエントリの作成を手助けするGUIウィンドウが現れます。これはどこかに保存するためにテキストエディタに表示されます。そしてパッケージ内の「pet.specs」ファイルにも書き込まれます。ENTER を押して下さい: enterします。ここでGUIが現れるのでカテゴリとレポジトリを修正しました。

さらにエディタが開きデータベスエントリの中身を表示します。確認したら終了させます。

しばらく何もしないで待っていると以下の様にdir2petが終了しPETパッケージが作成されます。
Etoys-3.0.2117|Etoys|3.0.2117||Develop|51984K|pet_packages-4|Etoys-3.0.2117.pet||Etoys|puppy|4|unofficial|
Creating package...ファイル ./Etoys-3.0.2117.tar.gz を作成しました。 .petに変換中です...
Etoys-3.0.2117.pet が作成されました。完了。Etoys-3.0.2117 に新しい「.specs」ファイルがあります。これでディレクトリ Etoys-3.0.2117 はPETパッケージとして正しく構成されました今後は二度とこのスクリプトを走らせる必要はありません。必要ならばファイルを手で編集する事ができます。そして次のようにしてもう一つの.petパッケージを作れます:# tar -c -f Etoys-3.0.2117.tar Etoys-3.0.2117/# gzip Etoys-3.0.2117.tar# tgz2pet Etoys-3.0.2117.tar.gzdir2pet 終了。# 作業フォルダと同じ場所にPETパッケージが作成されています。作業フォルダの中に出来たpet.specsを開くと、先ほど作成されたデータベースエントリが記載されています。PETパッケージをインストールするとユーティリティの部分にメニュー表示されます。
Etoysを起動させるとフォントをどうするか聞いてきますがyes/noのどちらを選択しても起動出来ます。yes/noを選択後yesではPreambleと表示されますが何もせずにしばらく待ちます。するとEtoysのディスクトップが表示されます。使い方は自分で調べて下さい。起動して一応動くなぐらいしか確認していません。詳細に検証した訳ではないので問題があるかもしれません。メニュー等も90%ぐらい日本語化されています。

果たしてこれをPETとSFSのどちらにするかは使い勝手なので何とも言えないが、debを展開した時点で51MBあったのでSFSの方が良いかもしれない。PETにすると24MB。