2009年10月31日土曜日

AbiwordのOpenXMLとODF

現状PuppyのAbiwordで他ソフトとの互換性を気にするならODF形式を基本的に使うのが一番良い。OpenOfficeで開けるし、WindowsのMS Wordで開く事もできる。MS WordでODFを開くにはOpenXML/ODF Translatorと言うのをインストールしておく必要がある。これが結構すぐれ物でレイアウトの崩れ方が小さい。又、これをインストールしておくとdoc形式やdocx形式にして保存する事が出来るので便利。
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OpenXML/ODF Translator
OpenOfficeなどで作成されたODFをMS Officeで読み書きさせる事ができる。別名保存でdocxにして保存させる事が出来る。まだうまくいかない部分もある。Abiwordで作成したODFも読み込める。たしかOffice互換機能パックが必要だったかも?MS Word2007でなくてもdocxが出来るのは価値あり。

http://odf-converter.sourceforge.net/
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Microsoft Office互換機能パック
Microsoftが提供している物でWord2007で作成されたdocxを下位バージョンのWordで開く事ができる。docxで保存させる事は出来ない。
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odf-converter-integrator
OpenOfficeでもdocxを作成出来るらしいが、試した限りではエラーが出てまともにdocxを作成出来ない。自分の操作が違っているのかもしれない。OpenOfficeは標準でdocxを開く事は出来るが、これを使うと更に元のdocxに近づけて開けるらしい。

odf-converter-integrator
http://katana.oooninja.com/w/odf-converter-integrator
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BarryはAbiword用OpenXML(docx)のプラグインを入れてない。boostとか言うのが必要らしくこれが結構容量が大きいのが理由かも知れない。ubuntu9.04のAbiwordで試した所、日本語docxを開く事は出来るが日本語docxを保存して開くと白紙状態で何も表示されない。英数に関してはdocx形式で保存する事ができるみたいだ。

Barry's blog Abiword 2.6.3
http://www.puppylinux.com/blog/?viewDetailed=01034

2009年10月30日金曜日

Abiwordのdocはニセモノ?

Abiwordのコピペ文字化け問題をPuppy日本語版で対応してもらえる様です。日本語フォーラムのみなさんありがとうございます。

しかしまだ疑問が残っています。Abiwordで作成したdoc形式のファイルはrtf形式ではないのか?と言うものです。ファイルをエディタで開くと一番上にrtf形式らしき記述があります。OpenOfficeで開いて保存しようとすると保存形式にrtf形式の項目が自動的に表示されます。どうも現状のdocはニセdoc形式だと思われます。根深い可能性あり。

今の所、コピペの文字化けが治ったので一応よし。

2009年10月24日土曜日

Abiword / Template

AbiwordのnormalテンプレートがLANG=ja-JPで起動させると読み込めなかったが、ファイル名をnormal.awt-ja-JPにすると読み込める様になった。まさかここに反応しているとは思ってもいなかった。

以下メモ

今まで何回も確認したがその度に忘れたので、今回もおそらく1週間で忘れるだろう。調べる手間を無くす為に。Abiwordの件で言語とロケールが入り混じって混乱して来たので。

lang=ja-JP 言語コード
locale=ja_JP ロケールコード

言語(lang)は、言葉を指定し、標準語と、方言を区別することができる。
言語(lang)を指定するには、言語(en)と地域(GB)の間にハイフンを使用する。
英国で使う英語はen-GB、米国で使う英語はen-US。

ロケール(locale)は、言語が使われている場所を区別することが出来る。
ロケール(locale)を指定するには、言語(en)と地域(GB)の間にアンダースコアを使用する。
英国で英語を使用する為のロケールはen_GBで、アメリカで英語を使用する為のロケールはen_US。

言語(lang)は、書き言葉と話し言葉だけを区別し、ロケール(locale)は地域と慣習を区別する。

Seamonkey設定メモ

SeamonkeyからBlogger内で日本語を入力しているとカーソルがページ内の文字に反応して飛んでしまうのを防ぐ方法。Puppyを新しくインストールする毎に、設定場所がよく分からなくなるのでちょっとメモ。

2009年10月22日木曜日

Abiword--Locale

AbiwordのLocale変更でコピペの文字化けが無くなったのは良いが、今度はnormal.awt-ja_JPやsystem.profile-ja-JPなどを読み込まなくなった。標準のnormal.awtの中身を書き換えれば済むが、どうも釈然としない。

2009年10月20日火曜日

Abiword文字化け対策 つづき

Localeの変更では結構ハマった。Localeの名称が色々あり頭がパニックになりそうだった。端末からlocaleで確認するとはja_JP.UTF-8だがこれをlocale -aでリストを見るとja_JP.utf8と表記されている。大小文字とハイフンの有無について今だに理解出来ていない。Localeのaliasがどこかに存在するのかさえ今だに解らない。UbuntuやFedoraでも同じ傾向なので気にしない事にする。

なぜAbiwordをja_JP.utf8やja_JP.UTF-8で起動すると文字化けし、ja-JP.utf8で起動すると文字化けしないのか今だによく理解出来ていない。en_USやCで起動させるとメニューが英文表示なので使いにくいが、ja-JP.utf8だとメニューが日本語になるので最終的にこれに落ち着いた。もしかしたらハイフンの部分が別の記号でも良かったりして・・・・

AbiwordのLocaleについてはまだまだ解らない。「ライブCDの部屋」版DSL4.4ではja_JP.eucJPの使用でうまく出来ている事実があるが、Puppyをja_JP.eucJPにして試す気力は今のところ無い。

DSLのLocale


「ja-JP」でPuppy内を検索をするとSeamonkeyにこの名称を使ったファイルがある。もしかしたら何らかの影響を受けるかもしれない。

Abiword文字化け対策

AbiwordのCopy&Paste文字化け問題だが、Locale追加で決着させる事にした。

Localeをen_USで起動させると文字化けしない。「整形しないで貼り付け」で文字化けしない。他のソフト間でのCopy&Pasteは文字化けしない。他のソフトは文字化け問題が起きて無い。などの現象からこれはフォントの問題では無くAbiword単独のLocale問題だと勝手に解釈した。そこで色々Localeを試してみたところ、新しく「ja-JP.utf8」を作成する事でうまく行く事がわかった。現状との違いはjaとJPの間をハイフン(-)にしている点です。本当は新しくLocaleを作りたく無かったが自分の実力では解決法が見つからなかった。

これはAbiwordの「How To」ページに書いてある事をそのまま採用したものです。最初は記載されている「LANG=zz-ZZ.utf8」はハイフンの部分が記載ミスだろうと勝手に解釈していましたが、Abiwordでは他にもハイフンを使っている部分がある為、まさかとは思いつつ実際にやってみた所、うまくいった。

Abiword WebページのHow Toより


手順
1.新しいLocaleを作成する。AbiwordのHow Toぺーじに記載されているままの方法で、端末から

#localedef -i ja_JP -c -f UTF-8 ja-JP.utf8

2.新しく作成されたLocaleを確認しておく。

#locale -a

locale参考


3.Abiwordの起動方法は端末より

#env LANG=ja-JP.utf8 abiword

これで日本語のCopy&Pasteが文字化けしないAbiwordが起動されます。毎回端末から起動させるのは面倒くさいでしょうから、起動方法を記述したスクリプトファイルを作成しディスクトップのアイコンから起動させる様にすれば楽でしょう。
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備考
不具合はあるかもしれませんが、使い込んでいないのでまだ分かりません。

Abiwordで作成したdoc形式のファイルを再度Abiwordで開いても文字化けしない様になります。

MS WordやOpenOfficeとのやりとりは確認していません。

日本語フォントはM+1P+IPAGしか試していません。Fontconfigのフォント置換はまだ行っていません。従って他のソフトでM+1P+IPAG以外のフォントを使用して作成された文書は開いた時点で文字化けすると思いますが文書全体を選択しフォントをM+1P+IPAGに変更する事で文字化けを解消する事が出来ると思います。

Abiword「フォーマット」>「スタイルの作成と修正」で落ちるのが解消される訳ではありません。

AbiwordのHow Toページが最新情報なのか、どのバージョンに対応しているのか、よく解らないので根本的に間違っているかもしれません。

PuppyLinux4.3JP使用

2009年10月16日金曜日

Abiwordメモ

今後Puppy4.3JPを使う事にした。日本語化して下さった方々に感謝!

Abiwordに関するメモ

Abiwordの文字化け具合を見て来て気づいたのがPuppy4.3のAbiwordは日本語フォントにしてなくても日本語が入力出来ることだろう。Puppyの他バージョンでは必ず日本語フォントを先に指定しておかないと文字化けしていた。他のLinuxでも同じ傾向にあるので気にしない方がいいのだろうか。

Locale周りが進化し、Localeの設定で自動的にUTF-8フォルダが作成されるみたいだ。これは今Abiwordで色々Localeを変更して遊んでいる時発見した。

/root/.AbiSuite中に2つのフォルダがある。他のLinuxには無い物だ。なぜこれがあるのか分からない。これらを消去するとAbiwordを起動した時、/usr/share/abiword-2.6にあるsystem.profile-ja-JPとnormal.awt-ja_JPのテンプレートを拾ってくれる様になる。逆にこの2つを/root/.AbiSuiteに持っていっても同じ状況になるかも。/root/.AbiSuite内のフォルダの意味が分からない。

Puppy4.3のAbiword-2.6.3は文書内の上下スクロールがスムーズに出来ず引っかかるがバージョン2.6.8では改良されているらしい。現状の物でも/root/.AbiSuite/Abiword.Profileに設定を記述すれば改善されるらしい。

AbiwordのWebページをもう一回よく読む事が必要。Howto>TranslationにLocale周りの事が書かれている。これに依るとLANG=ja_JP.UTF-8じゃなくてLANG=ja-JP.utf8にするよう書いてあるが本当なのか。LC_ALL=ja_JPにしなきゃいけないのだろうか?LC_ALL=Cだとどうなるか?このあたりは自分自身でもよく解ってない部分だし複雑なので整理した方が良い。

Abiword>Howto
http://www.abisource.com/help/en-US/howto/howtotranslation.html

文字化けが治ったらFontconfigが効く様になるかもしれない。これが出来るとMSがらみのFontを置換させ文字化けさせずに開く事が出来るかもしれない。

毎日コツコツゆっくり。

*LANG=ja-JP.utf8の記載ミス修正 2009年10月20日

2009年10月15日木曜日

Abiword文字化け続き

Fedora11でAbiwordが文字化けしないと言うのは間違いだったかもしれない。(まだよく確かめていない。)Fedoraをen_US.UTF-8で起動したままAbiwordに日本語入力していたので、再確認しようと思ったが面倒くさいので、すでにHDDへインストールしてあるUbuntu9.04のLocaleをen_US.UTF-8にして遊んでいたところ、Fedoraの時と同じ様に日本語が文字化けしなかった。何なんだと思いPuppyのLocaleもen_US.UTF-8にしてみたところ、これも文字化けしなかった。

Fedura11、Ubuntu9.04、Puppy4.3ではLocaleをen_US.UTF-8にするとAbiwordの日本語文字化けがある程度解消される。Copy & Paste、Cut & Pasteなどで文字化けしなくなる。文字設定(斜体や下線など)の情報を引き継いでPasteされるので問題無いと思う。Abiwordで作成しdoc形式で保存したファイルを再度Abiwordで開いても文字化けしない。

原因はまだ解らない。Fedoraでもja_JP.UTF-8にすると文字化けする可能性あり。

*Puppyのバージョンを当初4.1.2.1としていましたが間違いでした。4.3でした。

2009年10月13日火曜日

Fedora11-Abiword

Fedora11のLiveCDを使ってみた。標準で入っているAbiword2.6.8は日本語の文字化けが起きない。Puppyでは日本語のCopy & Pasteで文字化けしたり、doc形式で保存した物を再度Abiwordで開くと文字化けするが、FedoraのAbiwordはこれらの文字化けが起きない。doc形式のファイルはフォントが無い場合化けるが、フォントを再設定したやるとキチンと表示される様になる。Puppyでもコピペの際、「整形せずに貼り付け」を使えば文字化けしないが、何とも使いにくい。

この文字化けはUbuntuでも起こっていたのでAbiwordの問題かなと思っていたが、どうも違うみたいなので考え込んでしまった。Ubuntuではフォントの設定が丁寧にされていると思うので、フォントでは無い様に思うし、Abiwordから他のソフトへのコピペでは文字化けしないし、その逆も文字化けしない。従ってクリップボードとは考えにくい。Ubuntuでも同じ状況なのでコンパイルに問題が在るようにも思えないし。Pangoの設定?いったい何だ?


まだFedoraはほんの少ししか使ってないのでもう少し使ってみないと解らないがPuppyやUbuntuのAbiwordより良いのは間違いない。「ライブCDの部屋」版Damn Small Linuxでも文字化けしないのは知っていたが、Fedoraまで文字化けしないとなるとヤケに気になり出した。