2010年12月26日日曜日

クリスマス休暇

Barryさんのクリスマス休暇の様子が写真付きで公開された。Barryさんと娘さんAmyの顔写真がアップで公開されており、こんな方だったのかと初めて知った。娘さんのAmyはえらく美形だ。カフェの写真では二人ともマフラーをしているが、メルボルンは夏じゃないのか?散歩のシーンでは愛犬Vincentも写っている。

http://bkhome.org/bkauler/melbourne-dec-2010.htm

2010年12月13日月曜日

Geanyでコンパイルしてみる

「入門GTK+ C言語で学ぶ、はじめてのGUIプログラミング」著者:菅谷保之氏

この著書の中に出てくるサンプルプログラムをPuppyLinuxでコンパイルしてみる。PuppyLinuxに入っているGeanyから簡単にコンパイル出来る。

まず著者が公開して下さっている、サンプルのソースコードをダウンロードしてくる。
http://www.iim.ics.tut.ac.jp/~sugaya/wiki/wiki/index.php?FrontPage

「第3版で掲載したサンプルプログラムのソースコード(2010年7月22日更新)(1.2MB)」と言うのがあるのでこれをダウンロードさせてもらいます。

展開すると色々入っていますが /tutorial/step6/image-viewer.c をコンパイルしてみます。名前のとおりイメージビューアのサンプルです。

Geanyでこのコードを開き、ツールバーにある「ビルド」のプルダウンメニューから「インクルードと引数を設定」を開き、コンパイルの部分を gcc image-viewer.c -o image-viewer `pkg-config --cflags --libs gtk+-2.0` とし「OK」で設定を終了させます。「ビルド」や「実行」は特に初期設定から変更する必要はありません。





Geanyのツールバーボタン「コンパイル」を押すとimage-viewer.cがコンパイルされます。出来上がったバイナリがソースと同じディレクトリに出来上がります。

バイナリを実行してみます。


とても使いやすい環境がPuppyLinuxには揃っています。

この著書は購入しましたが、サボリまくって全然ページが進みません。とても良い解説書なのですが、入門書なので記載されてない部分も多いのが残念です。すでにつかい易い良いソフトが大量に公開されている現在、新たに個人でソフトを開発しようというのは本当に趣味や遊びみたいなものです。アイデアしだいか。

2010年12月9日木曜日

Poppler-0.15

Popplerがスピードアップした模様。気が付かなかった。こう言うのに弱いが、まだunstableなのでもう少し待つ事にする。Puppy4.3.1でもコンパイル出来るかな?ライブラリ関連はどう?

2010年12月8日水曜日

Abiword copy/paste

AbiwordのBugzillaを検索していたら興味深い報告を発見しました。コピー&ペーストが中国語で文字化けすると言うものです。中国語に関してはすでにパッチが当てられて改善されているみたいです。どうも日本語と同じ状況にあったのでしょう。

Corruption of multilingual documents exported as RTF under a CJK locale.
Bug#8514
http://bugzilla.abisource.com/show_bug.cgi?id=8514

Corruption of Chinese text on copy/paste under CJK locale
Bug#8500
http://bugzilla.abisource.com/show_bug.cgi?id=8500

少し古いabiword-2.6.8のソースコードを見ると、中国語に関してはこれらの修正はされているが、日本語、ハングルに関しては修正されていない様です。そこで日本語に関する記述を追加してコンパイルしてみました。

abiword-2.6.8/src/af/xap/xp/xap_EncordingManager.cppを修正した。





結果、コピー&ペーストが文字化けしなくなりました。RTFの保存もうまく出来ます。作成したRTFをエディタで開くとcp932になっています。このファイルをWindowsXPのワードパッドで開いてみましたが文字化けしません。おそらくMS Wordでも文字化けしない筈です。



今、日本語PuppyLinuxのAbiwordはLocaleを変更するスクリプトで起動させているが(abiword.sh)、これは捨てて、こちらの方法に変更した方が良いでしょう。もっとも、Localeを変更して起動したら良いと書いたのは私ですが。

これはテストです。実際にやってみる時はエンコードなども適当なので、もう少し詳しく突き詰めて修正下さい。

参考ページ:

サポートするコード ページ
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/aa288104%28VS.71%29.aspx

ロケール ID (LCID) の一覧
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/cc392381.aspx

Java / Supported Encodings
http://download.oracle.com/javase/1.3/docs/guide/intl/encoding.doc.html

文字セット名、文字セット値、およびコード ページ番号のテーブルな情報
http://support.microsoft.com/kb/165478/ja

Encodings for localization files
https://developer.mozilla.org/ja/Encodings_for_localization_files

テストしたコンパイル手順:
# ./configure --prefix=/usr --sysconfdir=/etc --localstatedir=/var --build=i486
#make
#new2dir make install
#dir2pet

PuppyLinux4.3.1JP---wv1.2.4及びwv_DEV_1.2.4などを追加済み。

2010年11月29日月曜日

200 lines kernel patch

「リーナスも大よろこび。200行のカーネルパッチ」とかがニュースサイトを騒がせている。このパッチを当てるとWebページのローディング速度などパフォーマンスが改善されるらしい。それにしても騒ぎ過ぎじゃなかろうか?

ここまでは「ヘ〜」と読んでいたが、今度は同じ効果をパッチを当てずに済ます方法なんかも公開され「そんじゃ試してみるか〜」とか思ったが面倒なので止めた。しかし確かに動画を見ると速い。

ニュースサイト毎でパッチの行数が違うのが不思議。

2010年11月28日日曜日

2D-CAD

DASSAULT SYSTEMES(ダッソーシステムズ)社からLinux向け無償2D-CADソフトDraftSightがリリースされるらしい(登録が必要)。どこまでが無料なのかはよく分からない。LinuxにはWindowsやMacみたいな、AutoCAD互換CADソフトがQCADぐらいしか無かった。ここ最近、有償のAutoCAD互換ソフトがリリースされ初めた。CADは製造業などでは無くてはならない業務用ソフトの代表格だろう。

DraftSight
今年度中にLinux版をリリースするらしい。無償のWindows、Mac版が既にリリースされている。ただAPI等へのアクセスは有料みたいだ。
http://www.3ds.com/jp/products/draftsight/draftsight-overview/

Bricscad
有償2D-CAD、AutoCAD互換。
http://www.bricsys.com/ja_JP/index.jsp

ARES Commander Edition
有償2D-CAD、AutoCAD互換。
http://new.graebert.com/

Graphiteone2D/3D CAD
有償だがUbuntu、SuSE、CentOSなどのパッケージが準備されている。
http://www.graphiteone-cad.com/

VariCAD
有償2D/3D-機械系、AutoCAD互換
http://varicad.add-soft.jp/

CADはPuppyLinuxが想定しているような貧弱PCではキツイと思ったほうがいい。

2010年11月24日水曜日

xmkmf

メモ
古い X-Windows のソフト等で PuppyLinux4.3.1 の xmkmf を使おうとすると Imake.tmpl が無いと言うエラーが出る。

xutils-dev を追加で入れる。但しすでにある物と重複するおそれがあるので単純にインストールしない事。Imake.tmpl は /usr/X11R7/lib/X11/config/ に入れる。PuppyLinux は場所がDebianなどと違う。Xorg のバージョンも確認しておく。

2010年11月16日火曜日

iTunes

なに?
カリフォルニア 午前7時
ニューヨーク  午前10時
ロンドン    午後3時
東京      午前0時

2010年11月15日月曜日

SVG-edit

SVG-editはFirefoxの拡張機能として使える。けっこう軽快なので違和感が少ない。ただSeamonkeyでは使えない。



Puppy4.3.1JP使用

2010年11月13日土曜日

ext4

Barry's blogにext4フォーマットの話が出たが、偶然にも同じ記事の日本語版を自分も見ていた。速いらしい。未だにext3なのは古いのか?

internet.comの日本語版japan.internet.com
http://japan.internet.com/webtech/20101109/5.html

2010年11月12日金曜日

BaCon

bkhome.orgにBaConのページが出来た。

the BaCon language
http://bkhome.org/bacon/



BaCon
http://www.basic-converter.org/

Waryのdevx.sfsに入るらしい。Basic言語をC言語に変換するコンバータと言えばいいのだろうか?よく分からない。

2010年11月8日月曜日

mtCellEdit Pet Package

Thanks technosaurus

mtCellEdit spreadsheet editor
http://www.murga-linux.com/puppy/viewtopic.php?t=61345

使ったがやっぱり慣れが必要。どう使うかが問題。自分の能力では使いこなせない。

2010年11月7日日曜日

gposil カムバック

おおおおー!gposilさんの動向が気になるところだ。と思っていたら昨日投稿があった。なんと言う偶然。あと少しでフォーラムに戻ってくるらしい。

http://www.murga-linux.com/puppy/viewtopic.php?t=59867&start=836

問題はtrioさんの方だ。Puppyに採用されているtrioさんのアプリは以下。

SFS Version Coverter : sfsファイルのバージョン変換をGUIで出来るアプリ。メンテなし。

You2pup : trioさんは1.3.2までで、今は後を継いだ方が1.4.4まで公開している。YouTubeの仕様が度々変更されるので手入れが必要だろう。Wary-094では1.4.4が採用されている。

2010年11月6日土曜日

dpup-009

dpupは死んでなかった。gposilさんから引き継がれたのかどうかは分らないがlgulederさんがPuppy Squeezeとしてdpupをリリースする様だ。gposilさんは体調が良くないみたいで活動していないのだろう。

PuppyからSeamonkeyでダウンロードしようとすると 「403 Permission denied」 が出て面倒くさいのでFirefoxでダウンロードした。すでにdpup-010-rc1がリリースされているので、こちらももうすぐリリースされると思う。

Puppy Squeeze 009 and Zen Puppy 005 Development
http://murga-linux.com/puppy/viewtopic.php?t=59867

Puppy Squeeze
http://puppylinux.org/wikka/Squeeze



主な追加アプリ
gHasher GUIのmd5sum確認ツール。Quirkyにもある。
youconvertit ファイル変換Webアプリ
pixlr グラフィックWebアプリ
xpad 付箋紙
などが追加されている。他にも数点あり。

基本的にはPuppyと同じでDebianリポジトリが使えるpupletといった感じ。upupとどちらを選ぶかと聞かれると少し迷う。Puppy全般に言えるのかどうかは分からないが、日本語化するとソフトの起動が若干遅れる感じになるのが目立つ。オリジナルの英語版は速い。

ディフォルトの音量が最大になっているのでビックリする。マイクも最大になっているのでノートパソコンなどでは音を拾ってしまう。最初にミキサを調整した方が良い。

最初起動したときディスクトップにあるマスコットの眼にDebianの画像があるのはビックリした。はっきり言って気持ち悪い。このセンスはひどい。

あの英文フォーラムメンバーはどこ?

Jhon Murgaさん フォーラムにまだ居た。最近すっかり投稿がなかったが最近投稿があった。

MUさん 最近音沙汰なし。PuppyBrowser、PictureViewer作者。

WhoDoさん 4.2のコーディネータ。一時投稿がなかったが最近は順調に投稿がある。

trioさん SFSコンバータ作者。5月頃から投稿が無い。PetMaker、SFS Installerも彼の作。

gposilさん dpupコーディネータ。1月下旬から投稿がない。個人サイト閉鎖。dpupとPetStoreのサイトは存在しているがメンテは不明。dpupは開発が中断している。体調を壊してる?

2010年11月3日水曜日

ブログ現状

このブログは内容が実に薄っぺらでどうしょうも無いのに、100カウント/日ぐらいある。どうしたものか現状把握してみた。(ここ半年分)

どうもPuppy Linuxの情報というより、Wineの情報を見にきている方が沢山いる事がわかる。Wineで何をしたいのかまでは分からないが、それほどLinuxには有力なソフトが無いのかなと思ったりする。意外だったのはラジオの録音。



次に驚くのはGoogleから検索して来ている方が断然多い。マスコミ情報ではYahooの方が日本では強いとか報道されているが間違いか?



ブラウザはFirefox、IE、Chrome、Seamonkeyとなっている。Firefoxが突出している。国別では日本、アメリカ、次がタイ。タイは確かPupletのHacaoとかあったしそんなにPuppyが人気なのか?OSはなぜかWindowsが最多。iPadでこのページを見た方がいるとは驚いた。

2010年11月2日火曜日

日経Linux-記事PDF全集

いろんな所で笑いものになっている「日経Linux-記事PDF全集」と言うUSBメモリだが「Linux上ではご利用になれません」とは、なんでこんなふざけた商品を出したのやら。興味本位で詳細を見ていたらどうも記事の保護で印刷やコピーも出来ないみたいな事が書いてある。そうかLinuxユーザーより自分たちの保身か。

今、Software Designも過去10年分の記事をまとめたDVDが発売されているが、2万ページがPDFになって価格が2.090円と安い。

2010年11月1日月曜日

Wi-Fi 宝探し

「Wi-Fi宝さがし in 南紀田辺」で使用しているノートパソコンに入っているLOCSというシステムはどうみてもPuppy Linuxだろう。(動画)

これめっちゃおもしろそうな使い方だ。PC何台使ってるんだろう?Xperia100台無料貸出の方がすごいかも。

Wi-Fi宝さがし
http://wifi-tanabe.com/

和歌山大学 和田教授による簡単な資料が公開されてます。
http://www.wakayama-u.ac.jp/wifi-wada.html



2010年10月27日水曜日

Lucid Puppy 5.2 base Luci-233

出たね!噛まれそうだ! 次期5.2をベースにしたものだと思う?

2010年10月10日日曜日

gnumeric1.10.11

Gnumeric1.10.11がリリースされリリースノートを見ると、日本人と思われる方のパッチが取り入れられた模様。Gnumeric使ってる日本人居たんだと感激。

Wary リリースノート 野良翻訳

訳して読み返したが、おかしな訳だと思う部分も多々あるが、これが私の英語力なので仕方ない。雰囲気さえ理解出来れば良いかな.....最初からミスを認めておきます。
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Wary Puppy

今日 Wary Puppy0.9 をリリースしました。これは、Puppy Linux とは別の Warry(慎重な)シリーズの実験的なリリースであり、最終的にバージョン5.0として公式にリリースします。

なんで?

このプロジェクトには2つの大きな目玉があります:

1 古いハードウェアサポート
Puppy 4.xシリーズが Puppy 開発の頂点だと言われてました。その理由の1つは非常に広範囲のハードウェア上でよく動くという事でした。新しいソフトウェアベース(新しいライブラリ、コンパイラ、ドライバー、アプリケーション)へ移行しますが、ハードウェアのサポートを継続したいと思います。

2 長期のサポート
2007年11月のソースからコンパイルされた4.xシリーズがまだ使用されているので、Wary を長期サポートされた Puppy というポジションにしたいと考えます。最先端の主要な distros と異なり、必要な時に、バグフィックス、追加される改善、及びアプリケーションのアップグレードだけで、2-3年間 Wary は5.xにとどまるでしょう。

Waryは何が違いますか?

T2のソースから Wary をコンパイルして、新旧パッケージの非常に奇抜な組合せにしました。以前の Wary(<=0.7)はXorg 7.3+でコンパイルし、X.org のバージョンを Debian Lenny で使われているのと同じにしました。しかし、これはいくつかのビデオハードウェアにおいては、かけ離れたステップであると気付きました。したがって、Puppy4.xと同じ xorg-server 1.3.0.0を使用したバージョン7.3の X.org に戻しました(Lennyは1.4.2を使用します)。

非常に古い X.org、古い Mesa、pixman など、しかしGTK(2.20.1)と基礎パッケージおよびライブラリは最新です。コンパイラ gcc と Cライブラリ glibc は、かなり新しい(4.3.4と2.10.1)が、最新ではありません。

多くのアプリケーションの最新版、例えば SeaMonkey、Abiword、Gnumeric で、そして多くのアプリケーションを将来リリースする Wary でアップグレードするつもりです。また、最新のメディアプレーヤーとドライバ------ビデオ/オーディオ、スキャナ、プリンタ。

実際のところ、Wary のゴールの1つは、あらゆるメディア形式を扱えて、メディアの再生が「最高」であるということです。

最小のデーモン、Waryは、古いハードウェアで動作します。Wary は Dbus がありません! Technosaurus は Wary を軽快に動作させるために、デーモンのいくつかに適用できる素晴らしい仕事をしているが、これは Wary 開発の範囲になるでしょう。

しかし、X.org 7.3は最近のビデオハードウェアは、動作しないことを意味しますか?


「はい」というよりもたぶん。 調べられる1つは、X.org ドライバーをアップグレードする事であり、xorg-server 1.3.0.0で動作する最新のバージョンを探します。最新のインテルドライバたとえば(xf86-video-intel)はこのサーバーで動作しません。

Waryが「大成功」を収めるならば、xorg-サーバー1.3.0.0で動作するドライバーをリリースするようX.orgドライバーの開発者を説得することさえできるかもしれません。

私は、Waryが数年間PCで問題なく動作することを期待しています。

Wary は Xvesa ビデオドライバーも持っています。それは、最新のコンピュータも含めての代案です。Xvesa は、捨てられたプロジェクトです--X.org 開発者は、X.org 7.3の後にサポートをやめて、完全に中断しました。

また、一般的な X.org 'vesa' ドライバーは最新のハードウェアで動作するべきでしょう。

面白い点:16ビットカラー階調にセットしたとき、Mplayer(ビデオ/オーディオメディアプレーヤー)が黒画面しか表示しないことに失望しました。まだ、最近の Puppy でもこの問題を持っています。また、それは名演技者です、意外に驚く、驚く、Mplayer は Wary の16ビットおよび24ビットの両方で問題なく動作します。したがって、いくつかのアプリケーションは、古い X.org で十分です。注意、Wary は最新の ffmpeg と mplayer で構成されています。

どっちのカーネル?

時々、古いカーネルが古いハードウェアでは動き、新しいカーネルでは動かない、これはもちろん、問題です。

さらに、アナログ・ダイアルアップ・モデムにもいくつかのドライバがあり、最近のカーネルではコンパイルすることができません。

しかし、アナログソフトモデムドライバーの問題は別として、私はいろいろな古いハードウェアで2.6.35.7カーネルをテストしていました、そして、それはうまく動きます。

したがって、「main」のWary は新しいカーネルで問題ありません。また、最初の公式リリースはバージョン5.0であるために、2.6.35.7のカーネルでしょう。

しかし、私は別のモデムドライバと SCSI サポートを必要とする人々のために第二のビルドを作る予定です。2.6.30.5カーネルで構築します。---- Puppy 4.3.1で使われたと同じカーネル。 これは有利な点ががあります、このカーネルのために Puppy 開発者/愛好家によりコンパイルされた多くのサードパーティードライバーがあり、これらを Wary で使用出来ます。これらのほとんどは、Puppy Forum の上で発表されました。

誰が、Wary をコーディネートしますか?

これは私のベイビーです、私はこれをコーディネートして、新しいリリースを出し続けます。
基本的に、私は Puppy のコーディネーターとして"私の手を維持"することが出来る古いハードウェアのサポートというニッチ領域に特化しました。

最先端も、もちろんあるでしょう、最新のコードベースに基づいた"最先端" Puppy を言う人もいます。最先端な Puppy は Lucid 5.1.x です。それは Ubuntu Lucid Lynx release からのバイナリパッケージで形成されます。

最先端の Puppy を私はコーディネートしません、私は "ただ" Woof Puppy-builder を提供するだけです。これらの Puppy は、"ピッカピカ" と言われるすべての種類の革新を持つことができます。

私の意向はWaryをかなり質実剛健な、最小の "派手派手" にしていることに注意すべきです。

Find out more
Waryの開発やリリースについての情報は私のブログをモニターして下さい:
http://bkhome.org/blog/?viewCat=Wary

Regards,
Barry Kauler
October 2010

2010年10月9日土曜日

LibreOffice

OpenOffice.orgがLibreOfficeに衣替え。様々なサイトで情報が流れているがオラクル/サン傘下から離れ別の団体を立ち上げたみたいだ。

あまり気にはしてないが、Ubuntu、DebianなどはOpenOffice.orgより機能が少し充実したGo-OOを使っている。LibreOfficeではGo-OOの拡張された機能を取り込んで公開するらしいので、Libre版に乗り換えた方が少し得策と思う。

やはり影響力の強い企業がからむとライセンスの関係などで取り込まれない機能が出てくるので、やりたい事がやれないのが問題となっているのかも知れない。この方が企業とのシガラミが無く素直な気がする。

ダウンロード出来るLibreOfficeは3.3betaになっており、3.3から供給されるみたいだ。OpenOffice.org日本語チームもLibre版に追随すると思われるが、今後の動きを見守るしかない。

LibreOfficeのsfsでも作って遊んでみるか?いや~面倒くさい。

2010年10月4日月曜日

FocusWriter テスト

FocusWriterをUbuntu10.04で使ってみた。日本語入力も可能。初回起動時はフルスクリーン表示になっており、ツールバーなども表示されていないのでどうしたらいいか迷いそうだが、ツールバーは単に隠れているだけで、マウスをウィンドウの上部に持っていけば表示される。このツールバーを常時表示させる設定は無いみたいだ。逆にツールバーが表示されっぱなしになり、上部の文章が見えなくなるなど不具合もある。

初期設定のツールバーには、表示されてないボタンが沢山あり、RichText関連ボタンも表示出来る。ボタンを沢山表示させようとするとスペースがなくなり少し使いにくく面倒くさい。

文書をrtf形式で保存することも可能だが、単に「保存」から保存形式を選択する方式ではなく、Formatからわざわざ指定する必要がある。日本語入力も問題なく出来るが、時々おかしくなる。これは設定変更で解消できそう。

他のソフトで作成した文章や画像の「挿入」、「貼り付け」などが今のところ出来そうにない。rtf形式で保存してOpenOffice Writerで開くと、レイアウトは正確な再現性があるとは言えない。この手のソフトにしてはフォントの種類とサイズを簡単に設定出来ないなど、面倒くさい。

初期設定でファイルは自動保存になっているので文章を変更すると勝手に保存されます。背景を変更出来るみたいなので、遊べそうです。

印刷の書式設定としてペーパーサイズと余白を設定できます。PDFとして出力すると使い勝手も良いかもしれない。

現時点では文章を書くことに重点を置いたワープロとテキストエディタの中間的なソフトとして使えると思います。ワープロとしては機能不足。

2010年10月3日日曜日

FocusWriter

FocusWriterはちょっと変わったオープンソースのワープロ。情報が少ないが日本語入力も問題ないらしい。でも、こいつQtなんだよな~。一応テストしてみようと思います。Graeme Gottさんと言う個人が公開している物なので少し将来的に不安がありますが、そこが面白いところかもしれない。

FocusWriter
http://gottcode.org/focuswriter/



ちょっとソースを見たところ国際化されているのでメニューなども日本語表示が出来そうです。Qtの場合gettextのpo/moに対比するのがts/qmで、専用のLinguistと言うPoeditによく似たソフトで変換して行きます。LinguistをPuppyにインストールするのは面倒くさいので Ubuntuで作業すれば良いかな。

2010年10月1日金曜日

rgbPaint

rgbPaintはmtPaintの作者Mark Tyler氏がmtPaintの機能を更に絞り込んでシンプルにしたペイントソフト。

rgbPaint
http://mtpaint.sourceforge.net/rgbpaint.html

Ubuntuのdebパッケージをインストールしてみました。Jwmのメニューも登録され問題なく起動できます。

起動直後「これは使えそうだ」と思ったのですが、左のカラーパレットがきちんと表示されていないので色情報がまったく分りません。日本語入力もきちんと出来ます。rgbPaintのサイトにあるスクリーンショットではカラーパレットも問題なく表示されているので、こちら側の問題かも知れません。Ubuntuではパレットがきちんと表示されている様です。



Puppy forum にもパレットに関する投稿あり。

GBPaint won't show colors. How to fix it?
http://www.murga-linux.com/puppy/viewtopic.php?p=444045&sid=76893e2f34e6207f2b272be60161c958

使用したdebパッケージ mgbpaint_0.8.7-0ubuntu2_i386.deb karmic版
Puppy4.3.1JP

2010年9月18日土曜日

Firefox3.6.10+Java

Firefoxが自動で3.6.10にバージョンアップした。最初にインストールしていたのは3.5だったと思うが、どうもプラグインでJavaを認識しないようだ。色々調べた結果3.6からプラグインのインストールに libnpjp2.so というやつをシンボリックリンクさせる必要があるみたいだ。今後 javaplugin-oji.so は必要なくなるらしい。フムフム。 しかしSeaMonkeyなど他のブラウザもあるので取りあえず javaplugin-oji.so は消去できんな。ちょっと様子を見るしかない。

Linux Plug-in の手動インストールと登録
http://java.sun.com/javase/ja/6/webnotes/install/jre/manual-plugin-install-linux.html



Javaがおかしいのかと疑い思わず最新のJavaをインストールしてしまった。

Puppy4.3.1JP+Firefox3.6.10

2010年9月14日火曜日

mtCellEditはVisicalcが目標?

mtCellEditは現代版Visicalcを目指しているとしか思えない。と言ってもVisicalcなんて見たことも使ったことも無い。Visicalcは歴史的に非常に重要なソフトであった事は知っているが、私の周辺に使ったことがある人物は一人も居ない。自分自身Excelが最初の表計算ソフトだった。

mtCellEditのファイル形式はtsvやcsvの他は興味なしと割り切った仕様で行くらしい。従ってExcelやCalc、Gnumericなどと同様に書類を作成する目的で使用するのはおかしいと言う事になる。あくまで計算とデータ作成に限定すると言うことだろう。これはこれで割り切れば使い易い。csvが読み込めない表計算ソフトは無いだろうから、扱いも簡単。グラフ表示や印刷機能、枠線表示機能が無いのも納得できる。ある意味よくできているソフトだと思う。

同梱されているmtcellplotなどの使い方はわからない。tsvやcsvでグラフ表示する物?何?

SocialCalcというのがあるみたいだが、これは100ドルPCのOLPCで提供されるらしく、この開発にVisicalcの開発者Dan Bricklin氏が参加しているみたいだ。javaスクリプトを使っているらしい。

SocialCalc OLPC
http://wiki.laptop.org/go/SocialCalc

Software Garden OLPC Home Page
http://peapodcast.com/sgi/olpc/

SocialCalc OLPC News
http://www.peapodcast.com/sgi/olpc/rss.html

2010年9月13日月曜日

mtCellEdit 日本語表示

セルの日本語文字化けはドキュメントどおりに操作すると正常に表示出来るようになりました。その方法は以下。

まずmtCellEditを起動する。ツールメニューのOptions > Program Referencesを選択。

Filterにfontと入力すると3個の項目が表示されるのでまず「main_font_filename」を選択します。ダブルクリック又は、Editで開きます。



使用する日本語フォントをPuppyのディレクトリから選択します。通常/usr/share/fonts/default/TTFにあると思います。ここではM+1P+IPAG.ttfにしてみました。済めば「OK」でこの項目を終了させます。



次に「main_font_type」を変更します。一番下の「New Value」を「(2)=Custom」にし「OK」で終了させます。



最終的に以下


これで終了です「Cancel」で終わらせます。

以下とおりセルの日本語が文字化けせずに表示された。


*各設定で設定値をキーボードから直接入力する事は出来ないみたいです。まだほとんど使ってない状態です。本当の所どのぐらい使えるかわかりませんが、面白そうなソフトです。

Puppy4.3.1JP+mtCellEdit1.0.0

mtCellEdit 表計算ソフト

ようやく猛暑の夏も終わりでしょうか?暑くて中々更新する気力がありませんでした。

mtPaintの作者Mark Tylerさんが公開している表計算ソフトmtCellEditと言うのが6月にバージョン1.0.0で公開されています。

mtcelledit google.code
http://code.google.com/p/mtcelledit/

Mark Tyler Blog
http://marktyler.blogspot.com/

mtPaintは高機能ではないが軽量でとても使いやすいソフトだと思います。その作者が公開している表計算ソフトという事で、機能を絞った軽量な物ではないかと想像できます。なにしろ作者にとってGnumericが遅いと言う感覚らしい。

google.codeからバイナリをダウンロードしてみました。mtcelledit_bin-1.0.0.tar.bz2を展開すると以下の様な内容になっています。どうもmtCellEditと直接関係なさそうなmtjigsaw、mteleanaも含まれています。mtcellplotがグラフ表示ソフトでしょうか?

使用した物は以下


展開すると以下


機能は本当に限られていて、セルへの入力、計算が出来るのは当たり前ですが、セルの横幅は拡大、縮小出来ますが、上下高さの変更方法はわかりません。セルに枠線を入れる機能はないみたいです。セルは背景色で区別するしかない様です。残念ながらセルへの日本語入力で文字化けします。フォント設定があるみたいなので文字化けは簡単に解消できるかもしれません?

起動後は以下


最初にdocをよく読んだほうが良いみたいです。(当たり前か!)それにしても軽いです。機能が少ないので評価は分かれると思います。ファイル保存形式がどうかなと思ったりする。

保存形式は以下


もう少し使ってみないと不明な部分もかなりある。
*使用環境Puppy4.3.1+mtCellEdit1.0.0

2010年8月19日木曜日

Windows2000からPuppyLinuxへ

Windows2000のサポートが7月に終了してしまったので、Linuxに活路を見出そうという動きがあるみたいです。そんな方たちがPuppyLinuxを試したというブログ記事を最近よく見かける。PuppyLinuxはLinuxの中でもかなりクセのあるディストリで、情報も少ないので苦労するでしょうね。SFSとPetパッケージの使い方、探し方、作り方さえマスターすれば結構楽しめると思いますよ~~~。

2010年8月16日月曜日

lupu510試用

lupu510を起動してみた。以前は起動時にロケール、キーボード、言語、時間、モニタの選択などを聞かれていたが、このバージョンでは何も聞かれないままいきなり起動した。ネットへの接続も自動で行っているみたいでいきなり接続できる。lupu500はそれほど試していなかったのでこの時点で変更になっていたのかも知れない。これについては違和感はそれほどなく、逆に便利になった感がある。これについては個人差があると思う。これらは起動直後に変更出来る様メニューが開く。



ディスクトップの背景が変わったので印象がだいぶ違うが中身はPuppyそのもの。ネックはNetSurfかもしれない。この軽量ブラウザは日本語表示があまり得意じゃなかった様な記憶があるので文字化け対策をしないとしんどい。Mplayerについては賛否が分かれるかもしれない。メールは又Sylpheedに戻った。Webブラウザを選択出来る様にした為、メールソフトを戻したと思える。JWMとIceWMが切り替えられるがJWMに慣れているせいかIceWMは違和感がある。細かい変更がたくさんあるが書ききれないので止めておく。



第一印象は、結構いいバージョンだと思う。

2010年8月14日土曜日

Poeditの翻訳メモリは本当に使えるか?

Poeditの翻訳メモリを有効に使う。一応Puppyでも翻訳メモリを使う事が出来る。信用出来ない翻訳もあるが少し楽が出来る。既存のmo/poを使用しているので限界もある。

Puppyではdevx***.sfsがマウントされていればPoeditがユーティリティメニューから起動出来る様になっています。新たにPoeditをインストールする必要はありません。メニューにはPoeditorと表示されていますが、同じ物です。

Poeditを起動させメニューの「編集」「preferences」と進むと「設定」のGUIが開くので「翻訳メモリ」タブを選択する。

Puppyに存在するmoなどから集めた翻訳のデータベースを収めるディレクトリを選択する。場所はどこでも良いと思いますが、とりあえず"/usr/share/poedit"にしています。利用できる言語はjaを「追加」で選択する。



「データベースの作成」ボタンを選択すると以下のGUIが開くのでmoのあるディレクトリを指定します。Puppyの場合すでに表示されている3候補のままでも問題ありませんが、/rootは外した方が良いと思います。/rootがあるとファイルのリストアップに時間がかかります。(3分ぐらい)自分で別の場所にmoを入れているなら追加しておきます。確認したら「Next」。



すでにあるmoファイルの一覧が表示されます。ここからデータベースを作成します。



「Finish」を選択するとデータベースが作成され始めます。すこし時間が掛かるので待ちます。



作成されたデータベース



以上で翻訳メモリが使える様になりました。試しにpoファイルを開き、翻訳したい言語の部分で右クリックすると翻訳候補が表示される様になります。翻訳を一気に行うにはメニューの「カタログ」から「翻訳メモリを利用して自動翻訳する」で行えます。



自動翻訳した物。翻訳不可能な物もある。



自動翻訳された物の中にはとんでもない翻訳もあります。特に長文の物はいけません。作成したデータベースを元に翻訳されるので仕方無いでしょう。

ソフトの翻訳に役立つサイト
open-tran
http://open-tran.eu/

ここは普通の翻訳サイトではありません。「open」を翻訳させたところ。



PuppyLinux4.3.1JP使用

ePub変換サービス

「ブログ出版局」と言うサイトがあり、ここに「電子書籍サービス」と言うのがある。テキストをePubとPDFに変換したり、ePubをPDFにしてくれるらしい。今の本業はブログを製本する事みたいだ。

ブログ出版局
http://print.cssj.jp/2/

ePUB2Go PDFをEPUBに変換するサービス(まだ試してない)
http://www.epub2go.com/Web/Default.aspx

ePub変換サービスは他にもあるみたい。

2010年8月13日金曜日

eCubを試す

ePubについては表示の問題が多々あるが便利な点もある。そんなePubを自炊するのに良いソフトはないか探してみた。

色々試して良さげなのはeCubとなった。エディタなどで作成したtxtやHTMLをePubにしてくれる。なんと言っても動作が軽い。先日から頑張っているが、中々見栄えの良いePubが出来ない。結構コツがあるみたいだ。基本的にtxtなどは事前に準備しておく必要があるが、読み込んだ後、日本語を修正することは問題なく出来る。

メニューが日本語化されていないのでネチネチ自分で行っている。このソフトwxWidgetsを使っている為かecub.moを作成しただけでは日本語化されず、wxstd.moと言うwxWidgetsの日本語moが必要みたいです。wxstd.moはdebianパッケージにあるので、そこから持ってきました。



*試用方法
debパッケージを使用しました。そのままインストールしてもメニューに登録されないのでPuppy用に手直しした方が良いみたいです。ディレクトリ構造も少し違うみたいです。moは/usr/share/ecubにja_JPディレクトリを作成し、そこに入れたら反映されます。utf-8しか試してません。

2010年8月10日火曜日

Dia日本語mo

ダイアグラムエディタのDia用日本語moがdebianには含まれているがUbuntuには含まれていない。debianではdia-commonの中にmoが含まれているが...Ubuntuは???

2010年8月7日土曜日

FBReader

PuppyにFBReaderを入れてみた。結構軽快に動くし、何もせずに日本語も表示出来てしまった。使用したのは technosaurus版 fbreader-0.12.9-i486.pet technoさんいつもありがとう。

FBReader: An E-Book reader
http://www.murga-linux.com/puppy/viewtopic.php?t=23440

試しに青空文庫のePub変換サンプルにある「赤いくつ」を表示させてみた。ルビなしゴシック版。



サンプルなのでよくわからないが、ページの概念がないみたいなので読みにくい。おそらく何らかの方法で可能なはずだと思うが、素人にはまだわからない。

最近では自分でePubなど電子書籍ファイルを作成する事を「自炊」と言うらしい。結構たのしそうなので自炊してみようかな?

PuppyLinux4.3.1JP使用

2010年8月6日金曜日

ePub

iBooksが採用している電子書籍ファイルフォーマットのePubだが、色々情報を見ると中身はXHTMLみたいだ。Webページの漢字に「ふりがな」が無い事からもわかる様に、ルビなどの表示が不可能、禁則処理も出来ないので、行の先頭に「。」や「、」が来る可能性もあり、読みにくいんじゃなかろうか?と思う。幅が変更されるのもイヤだし、縦書きも基本的には出来ない。PDFの方が良い気がする。

日本語とは本当に面倒な言語だ。Sigilと言うソフトでePubを簡単に作成出来るらしいので試してみるか?

uim1.6.0-beta公開

uim1.6.0-betaが公開された。alphaから約1週間でbetaが公開された事から、最近はかなり活発な活動がされているのかと思う。一方SCIMはWebサイトに接続できない状況が続いており、活動が終息した感じを受ける。mozcがSCIMで使える様になったので、試してみたいと思っていたが、なんか寂しさもある。uimでもmozcは使えるらしい?

SCIMのWebサイトは存在しているが、接続が非常に不安定な状態が継続している。

2010年7月6日火曜日

Xournal日本語化

Xournalの日本語po/moを探し出した。意外な場所にあった。SHARPさん、やることやってました。感謝いたします。

Canonicalのアーカイブ
http://www.archive.canonical.com/pool/public/x/



xournal-language-jaとxournalの二つがありますが、どちらからでもpoやmoが見つかります。これでより快適になりました。



苦労したのはNetwalkerのリポジトリがどうなっているのかわからなかった点で、CPUにARMを採用している為、通常のリポジトリとは違う様です。(実物を持ってないのでよくわからない。)そこで色々調べ jaunty-sendai をキーワードに検索した所、Canonical.comで公開されている事がわかりました。他にも有益な物があるかもしれません。

2010年6月11日金曜日

Abiwordテスト

Abiwordをコンパイルしてみた。なんの事は無い、ただインライン入力(on the spot)がもしかしたら出来るのではないか?と確かめてみたかっただけ。Webから色々な情報を集めて判断したところ、Abiwordではpreedit(未確定文字の表示)部分をInputMethod側で行う様な仕様になっている為、これがうまく出来ていないのではないかと思われる。

preeditの部分はInputMethod側、アプリソフト側どちらかで行う必要があり、大抵の場合アプリソフト側で行われているものらしい。又、現状のInputMethodで、これを行う事が出来る物は、ほとんど存在しないらしい。(唯一SCIM-Bridge?)AbiwordはInputMethodで出来ない事やれと言う仕様なので、結果うまく表示出来ない物と思われる。

UIMの開発陣はAbiwordのこんな状況に気がついているみたいだが、InputMethod側からアプリ側に通告するのも変だし、逆にInputMethod側の仕事だろうと言われかねないので静観しているのだろうか?WindowsのMS-IMEでも同じ状況だと思われるので、ここはAbiword側でやるようにすれば良いだろうと思うが、開発メンバーの中にInputMethodの状況を理解している者がいるとは思えない。でもきちんと出来るアプリソフトも存在するのだが....

とりあえず一部ソースを変更して動作確認した。試したのは少しバージョンが古い2.6.8、大した意味は無いが、新しい物は必要な物が増えてたりしてエラーが出やすいと思われた為。

abiword-2.6.8/src/sf/xap/unix/xap_UnixFramelmpl.cppの1627行目にあるFALSEをTRUEにしてコンパイルしてみた。他は何も触っていない。



テストなので動けばいいと思いconfigureは以下のとおり適当。(だったと思う。)
./configure --prefix=/usr --sysconfdir=/etc --localstatedir=/var --enable-printing --enable-threads --disable-gucharmap --disable-scripting

GNOME Documentation Library よりGtkIMContextの部分を一部抜粋。 
http://library.gnome.org/devel/gtk/stable/GtkIMContext.html


結果。
一応インライン入力出来る様になった。ただし、未確定の部分がどこなのか、下線等で表示されないので判断しづらい。これはAnthyの設定で未確定部分を下線から反転にしても変わり無い。変換候補もランダムな位置に表示されるが、これは他のアプリでもある事なので我慢といった所か?。おそらくSCIM-Bridgeと同程度の入力が出来る物と思われる。入力時の画面のちらつきがSCIM-Bridgeより少ない感じがする。



今回の確認で意外とAbiword側でインライン入力が実現可能なのではないかと思えた。それにしても面倒だ。GtkIMContextはかなり曲者と思える。まず日本語の情報が少なすぎるのと、時代的な背景がよく理解出来ていないので、自分自身全然違う方向に向かっているのかも知れない。

環境Puppy4.3.1JP+SCIM-Anthy

2010年6月10日木曜日

Ubuntuサーバー変更

Lupu Puppy5.0.1でPPM(Puppy Package Manager)にあるUbuntuパッケージのダウンロード先を、日本のサーバーに変更し、確認してみた。

初期設定されているUbuntuのサーバーは海外の為か本当に遅い。我慢の限界を越えています。なんどやってもタイムアウトになってしまい、Retrying...ひどい時には8回も拒否されました。ダウンロードスピードも20KB/sぐらいの時があり、少し大きいとすごく時間がかかります。

日本にあるUbuntuの置いてあるサーバーはUbuntu日本語チームのサイトに記載されているので、ここから適当なところを選択し設定したところ、かなりスピードアップした。単純比較は出来ないが平均200KB/sは出るので最大10倍となった。

今のところバイナリのダウンロード先のみ変更し、他の部分については様子を見ている。Ubuntu用のパッケージなので、そのまま使える物とそうでない物があるので判断は自分で行う必要があります。Ubuntu日本語チームが独自に配布しているパッケージもあるので、それにもアクセス出来るのではないかと思うが、まだやってないのでわからない。

サーバーの変更は/root/.packages/DISTRO_COMPAT_REPOS で行うみたいだ。5行目を以下の様に変更した。(長いので省略してます。)

REPOS_DISTRO_COMPAT="ftp.jaist.ac.jp|http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/ubuntu|Packages-${DISTRO_BINARY_COMPAT}-${DISTRO_COMPAT_VERSION} 以後略。

無理やりOpenOfficeをダウンロードしているところ。


ダウンロード中。


今のところ、まだまだ遊び中。

2010年5月29日土曜日

SHARP NetWalker

SHARPが販売するNetWakerと言うモバイル端末に新機種が登場し、手帳スタイルの物が加わった。これにXournalが採用されている。元々この端末はUbuntuを使っているみたいで、Linuxアプリで構成されている。

Xournalはバックグランドに画像を使う事で、いかにも画像に注釈を入れている様なドキュメントを作成する事が出来るが、画像ファイルをレイヤーとして入れる事が出来て、サイズ変更なんかが出来ると、もっと良いんだが....。手書き入力が売りなんで不要な機能かも知れない。

SHARPはなぜXournalの日本語po、moなどを公開しないんだろう?

2010年5月23日日曜日

Google Apps vs Firefox Prism

Windows用にGoogle Appsというのがあり、これが結構気に入っている。ディスクトップに作成されたシヨートカットから簡単にGmail、Googleカレンダー、Googleドキュメントにアクセス出来、意外と起動に時間がかからない。

これと同様な事がFirefoxのAdd-onであるPrismを使うとPuppyでも実現可能ではないかと試してみたところ、結構使えると思う。Prism自体はFirefoxがインストールされていなくても使える仕様だがPuppy4.3.1では起動できず、Lucid Puppy 5では起動可能だった。どちらもFirefoxをインストールしてAdd-onとしてPrismを使えば問題なく動作する。ただし、ディスクトップに自動でアイコンを作成する項目については、不可能なので自分で行う必要がある。

Prismとはwebアプリを使い易くする為の物で、ディスクトップにアイコンを作成し、そこからいきなりWebアプリのサイトへ飛んで行く事が出来るといった物です。実態はFirefoxのツールバーなどが省略された物のようです。別の方法でやろうと思えば出来るのだが、使い勝手が良い。Googleのアプリを集めたgOSみたいな物が初心者でも簡単に出来そうです。

ディスクトップにアイコンを作成するにはちょっと面倒ですが/root/Desktopの中に作成されたファイルをディスクトップにリンクする必要があります。アイコン画像も気に入った物を自分で探して来るのが良いと思います。

Prism起動 目的のサイトに行き以下を選択する。


Prism設定 ショートカットは作成されない。


/root/Desktopに作成されたxxx.desktopファイルで起動させる。


Gmailの場合起動させると以下の様な表示になる。


最初は大した物じゃないとバカにしていたが、使ううちに戻れなくなる気がする。

仕様環境 PuppyLinux4.3.1JP+ Firefox3.6