2008年12月9日火曜日

Puppy Linux/SFSモジュールとは何か?

PuppyLinuxで利用出来るSFSモジュールとはどんな物でしょう。PuppyではPETパッケージと違いとても大きなアプリケーションソフトをパッケージングするのに使用されています。SFSの作り方を見れば分かるとおり、SFSとは単にSquashFSで圧縮されたパッケージです。と言うかそのものです。

SQUASHFS
http://squashfs.sourceforge.net/

SquashFSは私自身よく知らないシステムなので、資料探しに頑張りましたが、日本語資料の少なさにはガッカリしました。未知の物を理解するにはやはり何らかの資料が欲しいところです。頑張って英文の How To を読みましょう。

この圧縮方法は読み取りは出来るが、書き込みは出来ない仕様になっています。「高圧縮な高速読み込み専用圧縮システム」とでも言えばいいでしょか。色々な所で利用されているらしくLinuxのLiveCD用のデータ圧縮が身近かも知れません。LiveCDは普通読み込みだけですし、データサイズを小さく出来るとしたら便利なツールです。

SquashFSで圧縮出来るのはファイルだけではなくディレクトリごと圧縮できます。普通の圧縮ファイルと同じで圧縮、解凍で利用する事もできますが、FDやUSBメモリみたいにマウントして利用することが出来ます。この機能をうまくPuppyでは利用してSFSモジュールと言うものが出来ているのだと考えられます。