2008年12月4日木曜日

Puppy LinuxでWebKitをコンパイルしてみる

WebKitをコンパイルするにはかなりの時間を必要とします。Pentium4 1.1G Memory512MBで約8〜10時間は必要だと思われます。あまりお薦め出来ませんが、モノは試しと思う方はやって見て下さい。途中でエラーが出ても責任はとれません。WebKitは最新の物を使用しました。

ダウンロードしたWebKit.tar.gz2は9.6MBぐらいですが展開すると58MB,makeで128MB、new2dirで新しく122MB,petで19MBとなりました。全部で350MBぐらいの空きスペースが必要です。

1.必要なライブラリーをpet化しインストールする。とりあえず必要なのはICUとgperfの2つの様です。ICUのバージョンはicu4c-4_0が必要です。gperfについてはDebianのサイトからgperf_3.0.3-1build1_i386.debをダウンロードしpet化しました。

2.WebKitをコンパイルする。/root/my-documentsにて作業した。
WebKitのサイトから最新のソースWebKit r38660.tar.bz2をダウンロードして展開する。 http://webkit.org/
展開するとフォルダWebKit-r38860が作成される。
端末にて、以下実行

#cd /root/my-documents/WebKit-r38860
#./autogen.sh ----------ここまでは以外とすんなり行く。
#make ---------------makeで約2〜3時間かかる。
#new2dir ---------------step4からが約5時間以上かかると思います。途中で寝たので正確にはわかりません。

/root/my-documentsにフォルダWebKit-r38860-i486が作成されます。(i486は読み換えて下さい。)出来上がったフォルダのbackupをお薦めします。

3.ここで出来上がったフォルダWebKit-r38860-i486の中をPuppyのフォルダ階層に合わせて変更します。
WebKit-r38860-1486の直下に/root,usrが出来ていますが、/rootは消去します。
/usrの下の/localにbin,include,lib,shareがあります。これを/usr直下に移動させます、ただしshareはすでに/usr直下にあるので/usr/local/share中身を/usr/shareに移動させます。

#dir2pet
約20秒
pet完成。

インストールしてMidoriを起動してみたが動きがどうもおかしい。何かが足らない。