Puppy Linux 4.00.4jp版 AdobeReader.sfsを作る。バージョン8.1.3が出たばかりですが、バージョン9が出てもすぐに対応できるようsfsの作り方を残しておく。恐らく同じ要領で出来るはず。
1.最初に作業用フォルダ(例えば/root/my-documents/adobe)を作成しその中にAdobeReader8.1.3-1(2008/12/02日現在) をダウンロードして来る。
2.解凍すると、opt、usr 2つのフォルダが展開される。
#cd /root/my-documents/adobe
#unrpm AdobeReader_jpn-8.1.3-1.i486.rpm
3.すでにある日本語版AdobeReader_jpn-8.1.2-1_400.sfsをダウンロードしてマウントする。マウントした中から/usr/shareのフォルダーを
先ほど解凍した/usrの下にコピーする。shareのみ。
4.コピーしたフォルダの/usr/share/applications/AdobeReader.desktopを少しだけ修正する。このままでも問題無いが、メニューの表示される部分が「ユーティリティー」の部分になっている。他のpdf関連ソフトは「ドキュメント」の箇所になっており位置を合わせる。
Puppy本体の/etc/xdg/menus/puppy-document.menuを確認するとCategoryはX-DocumentUtilityがふさわしい。現状の設定は「Application;Office;Viewer;X-Red-Hat-Base;」となっており、記述中に「Viewer」が在るため「ユーティリティー」の部分に表示される。これをX-DocumentUtilityに書き換える。
[Desktop Entry]
Encoding=UTF-8
Name=Adobe Reader 8 MimeType=application/pdf;application/vnd.fdf;application/vnd.adobe.pdx;application/vnd.adobe.xdp+xml;application/vnd.adobe.xfdf;
Exec=/opt/Adobe/Reader8/bin/acroread
Type=Application
DocPath=
GenericName=PDF Viewer
GenericName[ja]=PDFビューア
Terminal=false
Icon=/opt/Adobe/Reader8/Resource/Icons/24x24/AdobeReader8.png
Caption=PDF Viewer
X-KDE-StartupNotify=false
Categories=X-DocumentUtility
Name[de]=Adobe Reader
以後省略
アイコン等の設定はこのままでバージョン等が変われば変更する。
5.sfsに圧縮する。作業フォルダが/root/my-documents/adobeだとすると
#cd /root/my-documets/adobe
#mksquashfs opt usr AdobeReader_jpn-8.1.3-1_400.sfs
6.出来上がったsfsを/mnt/homeに移動しブートマネージャーの設定後、Puppy再起動で終了。